
こんな幸せな子供時代があったのね。
28〜29話のあらすじ
ライアン公子がエライナと初めて会ったのは、留学を終えて帰国した頃でした。エライナは書店で小説や詩の本を真剣に読んでいました。その姿を真似して同じジャンルを読んでみたライアンは、徐々に自分の世界が広がっていくように感じました。
その頃別邸では、シンクレアがエライナとともに母の思い出に浸っていました。日記帳のようなものがあり、ここに来るたび、この別邸に来るたびに、楽しかったことを書くように言われていたのだそうです。
そこには、少年時代のシンクレアの思い出が綴られていました。
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「初恋の罪と救済の契約」28〜29話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
シンクレアは少年時代から、ちょっとひねくれているというか、斜に構えた見方をする子だったんですかね。
これはこれで面白いです。
乗馬を習ったことについて書いている場面。大きくなったらお母様を乗せると言うのですが、お母様は「自分の代わりに、あなたが愛する女性を乗せなさい」と伝えます。
それに対してシンクレアは、愛する人ができたら自分が乗せるのではなく、乗り方を教えるのだと書いていますね。そうすれば、自分がいなくても彼女が乗りたい時にいつでも乗れるから、という理由です。

こういう考え方は、とても面白いなと思います。
なんでこんなことを書くのか、当時はわからなかったみたいだけど、やっぱりいいですよね。
楽しいことを書いたものって、後から読み返してすごく幸せな気持ちになるから。
シンクレアは今でも嫌味ばかり言ってるけど、これも罪悪感からくるひねくれた態度なんでしょう。
やっぱり謝罪しない限り、素直になれないんじゃないかな。
エライナのために暖炉に薪をくべたり、髪を乾かしてあげたり。

いろいろ世話を焼いてあげたいんでしょ。
そうそう、この暖炉の前でよくお母様と寝てたらしい。
眠ってしまったシンクレアの横でお母様が寝てくれて、硬い床の上でもすごく幸せだったんだって。そんな話をするから、エライナも「ここで寝ましょう」と言って、シンクレアと一緒に床の上で寝るんですよ。
今までになく会話をしていて、母との思い出が詰まった場所というこの特別な空間が、少しシンクレアの警戒心を解きほぐし、和らげているのかな?
今回は嵐の前の静けさ的な時間でしたね。
・ライアン公子がエライナと初めて会ったのは書店。ライアンはエライナが読んでいるジャンルの本を、自分も真似して読んでみた
・別邸で母との思い出に浸るシンクレア。母に言われて楽しいことを書いた日記帳が残っていた
・子供の頃のように、暖炉の前で床にそのまま寝る二人
→30話へ続きます。



