
そもそも帰れていない予感。
20〜21話のあらすじ
リシェルがオーティス夫人に気に入られていると思った母は、もう帰ると言いました。「もう二度とバートランドに来ないでください」というリシェルに母は激怒しますが、リシェルは汽車の旅は危険だから怪我をしないか心配なのだと言いました。
契約の1年が終わったらすぐに帰るから、待っててほしいと言います。リシェルは、母のことは憎いけれど、同時に愛したいとも思っていました。そして準備された馬車で、母は帰っていきました。
アレンの部屋を訪ねて、昨日の失言を謝罪するリシェル。「気にしてないから帰れ」と言われますが、用意してきた本と巾着を渡します。
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「ようこそ、ローズの屋敷へ」20〜21話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
典型的な「愛情が足りない子」なんだろうな、とリシェルを見ていて思います。
母親のやってきたことは全く許せることではありません。使用人の給料にまで手を付けるなど、一人の人間としてやっていることがおかしいですし、そう簡単に許せるはずもありません。
だから、リシェルが優しく見えるというよりは、愛情不足のせいでこんな人間にすら縋らないといけないようになってしまったんじゃないかな、と感じています。
1年経って、もし戻れたとしても、お母さんがいい人間になっているとは思えません。人間は、そうそう変わりません。
また苦労するのが目に見えているのに。

というか、お母さんが無事に戻れているかどうかもわかりませんけどね。
さて、アレン君ですが、リシェルがプレゼントしたポプリをちょっと気に入ったみたいです。
なぜかというと、バラの香りがしないから。中身はラベンダーとレモンバームなどのハーブでした。
プレゼントを渡して感謝の気持ちを伝えたかったんだけど、どちらかというと、自分が何かあった時は自分が助けたいと伝えたかった。
これもね、こういう子にありがちな点だなと思います。自分の中の問題がまだ解決できていない、母親との関係とか自信のなさとか。

すべて問題解決の前に逃げてきたことが、逃げてきたことの積み重ねでしょう。
大変なことがあった時、一時的に逃げることは大事だけれど、やはり根本から問題を解決しなければ前には進めない。
解決しないまま前に進もうとしたって、心に空いた穴は塞がらないんですよ。
だけど、それを埋めるために人に優しくしようとする。アレン君には「俺に関わるな」と突き放されてしまいましたが。
それと、「ロジャースと距離を縮めるんじゃない」と忠告もされました。
ロジャースの正体がまだわからないですけど、この人が人外なのかなぁ?
子供たちも昼間は可愛いけど、たまにちょっとおかしな行動をしますしね。
この屋敷でまともなのは、一体誰なんだ?
まだ全容がわかっていないリシェルは、子どもたちを寄宿学校へ入学させよう、外に出させようと考えていますが、それは難しいでしょうね。
・リシェルの母は態度を少し軟化させ、1年後にリシェルが戻ってくるまで待っていると言って帰っていった
・リシェルは、ポプリと問題集をアレンにプレゼントして謝罪するも、「俺に関わるな」と言われてしまう
・リシェルは、子供たちを外に出すには寄宿学校に入れたらいいと考えていた
→22話へ続きます。


