
これは、シンクレア……仕方がなかったとはいえ……。
20〜21話のあらすじ
シンクレアが子供の頃の話です。ユリアの侍女が自分の母を侮辱していたことに涙するシンクレア。しかし、母はその話を聞いても、「あなたは皇太子であり、次期皇帝になるのだから、誇りを持ちなさい」と言ってくれました。
しかしある日、馬車が襲撃され、母は崖から落ちてしまいました。シンクレアは、自分のせいで母を失ったと思い、ヒルデン川に落ちた母の遺体を探すため渓谷に来ていた時、エライナに出会いました。
エライナは家族に暴力を振るわれた時、ここへ逃げてくるのだと言っていました。その時、シンクレアは自分の名前は「レン」だと名乗ります。
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「初恋の罪と救済の契約」20〜21話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
いよいよ2人の出会い編ですね。これはシンクレアが今、夢を見ているのかな?
エライナがここへ来たのは偶然だったけど、この時のシンクレアは誰もが死角に見えて、怖かったんですよね。
でも、いろいろ話すうちに仲良くなって、お互い母親を亡くした身であるということも分かり、シンクレアは本当に心から安堵しながら、自分を責めることをやめられた。
それなのにね、もともとはお母さんの遺体を見つけるためにここへ来ていたんだけど、なかなか見つからなくて。
それでも、二人はどんどん仲良くなっていったんです。

ふたりとも、辛い境遇でしたからね。
問題はその外出がユリアにバレていたこと。
母親の方はなんとかしたけど、結局王太子が残ってるんだから。
ユリアにしてみれば、自分の息子を皇帝にするためには、一番邪魔なのがシンクレアなんです。
結局、二人で渓谷にいるときに、刺客が来るんです。当然ですよね。
で、逃げようとするときに、エライナが岩場に足を挟んでしまって、結果としてシンクレアが一人で逃げるんですよ。

これは…どっちもつらいな…。
怖くて逃げたというよりは、あの日、崖でお母さんの手を離してしまったことがトラウマになっていて、エライナの手を掴んでまた離してしまったらどうしようっていう気持ちがあったんですけど、それはエライナにはわからないし。
この日の怪我が原因で足が不自由になってしまったとなれば、シンクレアが自分を責めるのは当然ですね。逃げたことには変わりない。
そしてこの事実を今のところ、エライナは思い出していないというか、レンがシンクレアだと分かっていない。
これ、分かったらどうなるかな?
どう言い訳しようと、刺客が来ている時に自分を見捨てて逃げたわけですよね。それが原因で足まで不自由になったとしたならば、許せるだろうか。
・シンクレアの母は、ユリアの刺客によって馬車の事故に遭い、崖から落ちて亡くなる
・母の遺体を探して渓谷に来ていた時に、シンクレアはエライナと出会う
・ユリアの差し向けた刺客から逃げるとき、シンクレアは岩に足を挟んでしまったエライナを置いて逃げる
→22話へ続きます。


