
本物のアリアがいるってのが厄介なんだろうなぁ。
87話のあらすじ
この国では、制度としての処刑は存在していても、最後に行われたのはもう数百年も前のことでした。だからシトリンは、まさか自分の祖父が、その数百年ぶりに処刑される犯罪者になるとは、想像もしていませんでした。
この事実とどう向き合えばいいのか悩んだシトリンは、牢獄の祖父に会いに行きます。過去の選択や行動に間違いがあっても、未来は変えることができるのではないかと思ったからです。
しかしキャンベル公爵は、反省はおろか、一人を汚らわしい悪魔の子だとなじったのです。この言葉でシトリンは、祖父の処刑を受け入れられると思いました。
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「推しの一途すぎる執着を、私はまだ知らない」87話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
おじいちゃん、最後まで反省しませんでしたね。残念です。
でも最後まで悪人の方が、残される人間は気が楽かもしれない。これで良かったんだと思えるから。
シトリンが罪悪感など抱かず、のびのびと生きていくことの方がずっと大事ですからね。
さて、問題はアリアネルとアレキです。
アレキは疲れを癒やすべく、アリアの膝枕ですやすや眠っているけれど、こんなに幸せそうなのに、これから何が起こるの?

本物のアリアと飛鳥の使命というのは何なのか。
ここんとこずっと引っ張ってるけど、それがまだわからない。
アレキの心に深い傷を残す前に、「あの魔術」を使えるようになって、アレキをこのアリアネルから解放してあげなくてはいけないと。
そのことを考えているアリアが涙を流してしまい、それに気づいたアレキが「なんで泣いてるの?」と聞くのが今回のタイトル回収なわけですが、アレキ、ようやくアリアが隠し事をしていることに気がついた。
でもその使命とやら、本人にはもちろん言えないんですよね?

その鍵を握っているのが、ゼインだと思うんです。
ゼインは、本物のアリアネルを「愛する女神」と崇拝している。今のアリアがあの魔術を使えるようになると、アレキが執着しなくなる?
この体に本物のアリアネルが戻ってくるということなんだろうか。
その時にアレキが執着していると困るから、何らかの魔術を使えるようにして、アレキを執着から解放してから本物のアリアネルが戻ってくる……という流れなんじゃないかと思います。
ただ作品のタイトルから考えると、その魔術を使ったとしてもアレキの執着はなくならないんじゃないか、そうであってほしいと思います。
だって、リブルームの花をとってきて、アレキの命を救ったのは今のアリアなのに、それをなかったことにするみたいな流れは、到底納得いかないです。
・シトリンは牢獄の祖父に面会し、ひどい言葉を投げられたことで、ようやく処刑を受け入れられると思う
・アリアネルは早くあの魔術を習得しなくては、と思っている
・ゼインは、今のアリアネルに早く魔術を習得させたいと思っている。また、本物のアリアネルを女神として崇拝している
→88話へ続きます。

