
まさか双子がね…。
30〜31話のあらすじ
母の訃報とともに、至急帰還せよという電報を受け取ったリシェル。もう二度と会えない。本当に一人ぼっちになってしまったと涙が止まりません。屋敷から出られないのにどうしたらいいのかと思っていたら、ロジャースがオーティス夫人に掛け合ってくれて、休暇をもらうことができました。
馬車に乗って家を出るとき、このまま逃げたらどうなるのだろうと思いながら、ふと窓を見上げると、アレンがこちらを向いて、絶対に戻ってこいと言っているのが見えました。
思ったよりも早くダブリンに着き、友人のマーガレット・チェスト、メイドのアンナが出迎えてくれました。アンナによると、大雨の日に散歩に出た母は、川辺を散歩していて、落ちてしまったようだとのことでした。
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「ようこそ、ローズの屋敷へ」30〜31話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
お母さんの死も、あの家と関係があるのか。
普通に考えて、そんな大雨の日に、しかも川べりを散歩するなんて普通の人はしない。
特にリシェルのお母さんみたいに、あんな派手好きで美しい格好をするのが大好きな人が、雨の日に外出するはずもないでしょう。
どういう力が働いて、こんなことが起きたのか。
あんなお母さんでも、やはり血のつながった母。リシェルにとっては、本当に悲しい出来事でした。
マーガレットだけでなく、夫のロバート・チェスターも、リシェルのことをすごく心配してくれている。
いっそのこと、自分たちと一緒にリントンに行くのはどうだと提案してくれているんですけれども、帰らなかったら、たぶん何か起きるんでしょうね。

アレンも戻ってこいって言ってたしね。
ただ、ここで思い出した。ロバートがオーティスと付き合いがあることを。
オーティスは変わっていると、すごく楽しそうに話してくれるんですよ。
ニール・オーティスという人が、手掛ける事業すべてで成功して大金持ちになったんですね。もともと貧乏だったんだけど。
その時に今のバートランド邸も購入して、その時から「ローズの屋敷」と呼ばれ始めたらしい。若くして亡くなった弟の愛称がローズだったから。
「今となってはローズの屋敷と呼ばれていたことを覚えている人はいないでしょう」とロバートは言うんだけど、リシェルは知っている。
バートランドの規則を書いた誰かは、今でもそう思っているということを。

だって、あの手紙のタイトルは「ようこそローズの屋敷へ」だったから。
そしていつしか、突然家族が姿を消して屋敷が閉ざされ、その後、ニール・オーティスは亡くなる。
すべてがこの初代当主から始まっているんですね。
そこから奇妙な風習が始まったみたいで、後継者は成人を迎えるまで出てこない。成人を迎えるとすぐに当主の座を引き継ぐ。そして花嫁候補を見つけると、また屋敷に閉じこもる。
こんなサイクル。
しかもロバートは双子の名前がペニーとニロだって知ってるんだけど、アレンとは6歳差のはずだって、つまり今12歳だって言うんだけど、リシェルが知ってる二人は9歳なんですよ。

これはどういうことなんでしょうか?その年齢差は何?
リシェルは、もしかしたらこの二人の子が家紋を継がない人間だから、メイドたちと同じように人間ではない存在に変化していくんじゃないかって。
一体何の呪いなんですかね?
オーティス夫人も元々はすごく朗らかで明るい人だったみたいだから、何がどうしてそうなってしまったのか。あの双子を憎むようになってしまったのか。
謎は深まるばかりで。全く先が読めませんね。
・母の訃報が届き、急いでダブリンへ戻るリシェル。本来は屋敷から出られないが、ロジャースがオーティス夫人に掛け合ってくれたようだ
・無事に母の葬儀を終えたリシェル。ロバートからオーティスについて詳しく聞く
・現在の屋敷に移ったのは初代当主ニール・オーティスの時代から。現オーティス夫人も結婚した当初はとても明るく開放的な人だった。
→32話へ続きます。


