リオネルがとても美しいんだが。
14話のあらすじ
階段で転びそうになったところをリオネルに支えてもらったアデル。礼を言ってその場を立ち去りますが、リオネルはアデルの顔色の悪さを心配していました。
アデルは入浴しながら、「やりたいことをしながら、すべての結果を謙虚に受け止めてください」という乳母の言葉を思い出していました。
やりたいことをやるためには、自分自身に力をつけなくてはなりませんが…。
14話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
皇后陛下の肩に触れた手が熱い…リオネル、それは恋です。近くに自分を心配してくれる人がいるということを、アデルに早く気づいて欲しい!
アデルはまだ帝国にいるとき、占い師から運に恵まれている、配偶者運も子供運も素晴らしいといわれています。
この「配偶者」は、皇帝ではないですね、きっと。リオネルのこと?
そうに決まってる!というか、そうでないと困る。
ということは…リオネルと結婚して、素晴らしい子供を授かるということですね。希望が見えてきた。
朝食を食べているときに、緊急補正予算が執行されたと連絡が入り、文書が「象牙殿」から届けられました。
予算の執行を愛人に任せる国がどこにあるんですかね。
しかも、皇宮全体の総予算の内訳を見ると、アデルに当てられた予算は、馬1頭にもならない額…。
象牙殿に組まれている予算額が、本来皇后が使うべき金額だというのに。
ひどすぎませんか。
いくら、名ばかりの皇后がほしかったとしても、皇后としての威厳を保つ必要があるでしょう。
アデルはその予算案を拒絶し、再度検討するよう侍従を帰します。しかしディアンは金額をたいして増やさず、侍従が皇后を愛人の間を往復する羽目に。
そしてディアンがまた嫌がらせに出ました。わざと質素なドレスを着て、皇后にいじめられているという演出!
わざわざ皇帝を呼びつけるという、あざとい方法をとります。
アデルは皇宮法叢書を確認し、「宮殿の居住資格」についての条項を見ていました。反撃に出るのかな。
ギグス夫人は、昨日の出来事についてメイドから報告を受けていましたから、とても心配している様子。
ギグス夫人は、皇宮法は双刃の剣だから気をつけるようにアドバイスしますが、剣を先に振り上げたのは皇帝の方、自分はもう十分傷付けられているという言葉に、夫人も納得するしかありませんでした。
・自分の力のなさを痛感するアデル
・予算を増やすよう現在の予算案を拒絶するも、ディアンが反撃をしようとしている
・アデルは皇宮法を確認し、反撃の糸口をつかむ