やることがちっちゃい愛人。
7話のあらすじ
婚儀が終わって、皇帝がすぐに象牙殿(ディアンの居所)に行ったことは、すでに貴族の間でも噂になっていました。
婚儀にも遅れ、冷遇された皇后に対し、貴族たちの態度は冷ややかです。
思ったよりも過酷な環境。アデルが祖国から誰も連れてこなかったのは、エフモントからの要請もありましたが、このようなところに道連れにしたくなかったからでした。
7話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
愛人より権力のない皇后だと、今は思われてるわけですね。辛い。
いくら強い女性でも、たった一人で味方が誰もいないこの状況は、本当に辛いと思います。
でもなんとか、皇帝と愛人を打ち破って欲しい。そして、今アデルをバカにしている貴族たちにも、目にモノを見せてやってほしい。
そこに、さらにディアンが追い討ちをかけようとします。わざと、アデルにサイズの合わないドレスを用意していました。
披露宴は3日間行われるのですが、その準備をしているのはディアンでした。塔の魔物に親を奪われても伯爵令嬢となり、皇帝にみそめられたのは自分の努力。
運良く皇太女として生まれただけのアデルに、何も渡したくなかったのです。だから、披露宴に出てこられないよう、サイズの合わないドレスを用意するという手を使ったのです。
その企みがわかったアデルは、どう出るのか。
婚儀の時にきたウェディングドレスを用意させました!
その頃、アデルが来ないと思って、宴の主人公然として振る舞うディアン。生まれながらの貴族たちが自分に媚びへつらう様子にゾクゾクしていました。
周りはバカばっかりだな。今はディアンが皇帝の寵愛を受けているから媚びへつらっているけれど、今後もそうだろうか。
そこにやってきたディアンの兄が、皇后を貶めるような発言をしたため、リオネルがたしなめます。
一触即発の雰囲気になった時、アデルが入場してきました。
気品が違うな〜、どこぞの愛人とは。
・皇后が冷遇されていることは貴族の間でも噂になっている
・ディアンはわざとサイズの合わないドレスを用意してアデルが披露宴に出られないように画策する
・アデルはウェディングドレスを着て披露宴会場に姿を現す
→8話へ続きます。