レーバンの思いとフェルデリックの思い。どちらも、アンジェラに救われてるんだな。
67話のあらすじ
店の前でいちゃついたふりをして民衆にアピールする皇太子カップルにイラつくレーバン。アンジェラは、人が増えてきたのでいったんお城に戻ろうと言います。
二人で戻ろうと思ったのに、ガネットから、一緒に馬車で戻ろうと言われ…。普段だったら確実に断るレーバンでしたが、なぜか周囲の視線が気になってしまいます。
アンジェラが足を痛めていることもあり、一緒に乗ることにしました。
67話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
馬車に乗ってと誘ったのはガネットですが、彼女はレーバンと一緒にいたいから。そしてフェルデリックは、アンジェラと一緒にいたいのでしょう。
以前、一緒にお祭りにいきましょうと誘われ、楽しい時間を過ごしたことを思い出していたようです。
馬車に乗ろうとして転びそうになったアンジェラの手を思わず掴んだフェルデリック。何を思っていたのでしょうか。
フェルデリックの立場では結婚すら思い通りにはなりませんし、ましてやアンジェラはレーバン側の人間ですから。切ないな。
フェルデリックがあんまりにも手をギュッとしてるから、後ろからレーバンがアンジェラを抱きかかえます。それで、フェルデリックの手がアンジェラの手から離れました。
これは、レーバンの嫉妬かしら。
アンジェラの腰に回したレーバンの手をじっと見つめるフェルデリック。こっちも少し、嫉妬してるのかな。
王女は、わざわざ屋根を開けて馬車を進めます。本当に、目立ちたがり屋ですね。
一目に着くようにしたせいで、無駄に人々がひそひそと噂する声が聞こえてしまうレーバン。
今までは何を言われても気にしなかった、いや、気にしないようにしてきたのに、今さら自分への視線、陰口が気になるのは、アンジェラがいるからみたいですね。
さて、ガネットの兄と父は、ガネットが心配で、変装して後をつけていたようです。お父さんは国王といえど、一人の父親。ガネットが本当に大丈夫なのか、心配していたんですね。
ベスの国王はいい人なんだよなあ。ガネットもちょっと腹黒いけど悪人じゃないし。ただ、フェルデリックとは気持ちが通じ合っているわけじゃないから、結婚して幸せになれるかどうかはわかりませんが。
王女という立場上、結婚を断ることができるわけでもないし。政略結婚て、本当に誰も幸せにならないんだなと思います。
でもフェルデリックは悪い人じゃないので、これから二人が信頼関係を築いて行けたらいいなと思います。
・アンジェラは2人で戻ろうと思ったのに、ガネット、フェルデリックと4人で馬車にのるはめに
・転びそうになったアンジェラの手を掴むフェルデリック、アンジェラの腰に手を回して抱きかかえ、その手をふりほどくレーバン
・ベス国王と王子はガネットを心配してあとをつけていた