「背徳の夜」」1〜2話・息子の側女として荘園にやってきた雪

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大雪の日に捨てられた雪。拾ってその名をつけてくれたのはひとりの老兵でした。男の格好をして戦場へ出ていた雪の人生が変わったのは3ヶ月前。国境の戦火から逃れ、やってきたのは金刎(きんぷん)の荘園でした。

雪に「私の女となるなら可能な限り高い地位を与える」と言った男は、開国の功労者である金刎将軍の息子だったのです。その息子は国境を越える際に襲撃に遭い、命を落としていました。

荘園につき、将軍に息子の側女として紹介された雪でしたが、将軍はまるで雪がくることを知っていたかのように、華やかな輿や部屋を用意していました。

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第1〜2話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

月堂という離れが用意されていたのですが、金銀財宝まであり…。一瞬、逃げちゃおうかなあと思いつつ、罠かもしれないと思いとどまる雪。

しかし、使用人たちの態度は雪を歓迎しているとはとてもいえないひどいものでした。

きれいな輿が用意されていて、財宝もあるけど、歓迎されてない?

使用人たちの態度はひどいですね…。雪が青い目をしているのですが、ギラン国の色目人の血筋だそうで、これまでも差別されてきたようです。

若奥様と呼びながら、湯浴みのお湯に頭を突っ込むなんてひどい…。男の使用人は足を広げろとかさらにひどいことをいいますが、でも雪は戦場に出ていた人ですから、このくらいの暴力どうってことありません。

あっさり背負い投げ。いいぞ。他の奴らも撃退。

しかし、一応息子の嫁なわけですが、将軍はどうやら自分のものにしようとしている気がするんだよな…。だから「背徳」なのか。

→3話へ続きます。

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