
ほんと、頭弱い。
71話のあらすじ
ビオレット家を落札し、喜んでいたアナローズ。シオニアンは、あんな笑顔は初めて見たと、その時のことを思い出していました。
もっと早く言ってくれれば、君の望みならなんでも叶えてやるのにと思うシオニアン。こんな感情を持ったことに、自分自身でも驚いていました。
夜中にリアンカとミケーレがアナローズを訪ねてきました。家の前で馬車の車輪が壊れたと、みえすいた嘘をついて。リアンカはついでとばかり、アナローズにお願い事をします。
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71話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
何をあげたら喜ぶだろうかなんて、なんでも喜びますよ、アナローズは。
でも、高価なものは必要ないですね、殿下の心がこもっていれば、花一輪でも喜ぶはず。
殿下が自分の気持ちに気づき始めたのが嬉しいな。
このまま「好き」ってことに気づいてくれたら。アナローズ、今度こそ幸せになってほしい。
しかし、また問題が。リアンカもいやだけど、ミケーレはもっと嫌だよ。
今、殿下とランガロが外出中なのに!

絶対、よくないことを企んでいる。
表向きは、もうすぐ結婚式だから、当日の付き添いをしてほしいというお願いでしたが。
仕事が忙しいとアナローズが断っても、親友なのにと駄々をこねるリアンカ。
いつの間に親友になったのだろう?知らなかった。
まあたしかに、あの写真事件でウィンチェスター家の評判は地に落ちているので、結婚式の付き添いなんてしてくれそうな人はいませんね。
だからといって、アナローズに頼むのはどうなんだろうか。
うだうだといらんことを言ってくるリアンカに対して、ここでアナローズが揺さぶりをかけます。
アスターのホワイトティー事業がまずいんじゃないの?という意味の話をするのですが、おまえは馬鹿だからなんにもわからないよね?と暗に言っているのが良い。

うん、リアンカは馬鹿だからね。
早くこいつをなんとかしたいところですが、面倒なのはミケーレです。こいつも今回は一緒に来てるので。
何をする気のかと思ったら……動揺したリアンカが席を外した時に、家の中を探るつもりで来たことをミケーレが話します。
なんと!ケイトが標的だったの!?
これはまずい。殿下、早く帰ってきて!!
アナローズのピンチにはいつも殿下がそばにいてくれたから、今度も戻ってきてくれると信じてます。
・シオニアンは、アナローズのためならなんでもしてあげたいと思う
・馬車の車輪が壊れたとみえすいた嘘をついてリアンカとミケーレがアナローズを訪ねてくる
・屋敷を探るつもりで来ていて、ケイトが標的らしい
→72話へ続きます。

