「悪役令嬢は死神パパに復讐がしたいのに！」69話・コルヴィスの絶望

涙なしでは読めない。

69話のあらすじ

カペラの母は、他人の心を読む力を持つ聖女でした。代々、聖女はオフィリア家が結婚して保護と管理をするのが定石でしたが、平民から聖女が見つかったということで当時は大騒ぎだったのだとか。

しかも、ライバルだったアキシノン家の嫡男であるコルヴィスと駆け落ちしてしまった。激怒したオフィリア家の当主は、コルヴィスが不在の間に、屋敷を襲撃し、エリーゼは命を落としたのでした。

たまたま近くに遊びにきていたハッシュベルがアキシノン家に向かうと、そこはひどい惨状で、カペラとエリーゼを抱いたまま動かないコルヴィスがいました。

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69話の感想（ネタバレ含む）＆次回考察

襲撃した相手が分かっているのに、どうにかできなかったのかな？こんなこと、許されるの？

エリーゼが平民だから？

コルヴィスの元には王妃様も駆けつけていましたが、コルヴィスは結界を張って、誰も近づけようとしなかった。でもカペラたんは赤ちゃんです。

もう3日も飲まず食わず。早く母乳をあげないといけないのに、コルヴィスは正常な判断ができなくなっていたんですね。

それも仕方ないか……帰ってきたら家中が大変なことになっていて、大事な奥様が亡くなっていたのだから。

でもここで、ハッシュベルが魔道具を使って結界を破る方法を思いつきます。思い切り、コルヴィスを殴るハッシュベル。

カペラたんをコルヴィスから奪って、乳母のところへ連れて行きます。

管理人

王妃様が、乳母を待機させてくれていたんですね。カペラたん、生命力強いな〜。

3日も何も口にしていなかったのに、一生懸命おっぱい吸ってる！

さすが、二人の子供！

気張れやパパ、でなきゃママが浮かばれねーよというハッシュベルの言葉がさ……すごい優しさに満ちてるんだよな……。

パパ、ほんとにいい友達だな。人に恵まれてる。

管理人

それでコルヴィスが号泣するんだけど、ここは涙なくして読めないですよ……。

この現実を受け入れるのに、時間はかかるだろうけど、カペラたんは生きているのだからパパが頑張らないといけないしね。

実際、がんばってきましたよね。

ママの分まで、過剰なほどカペラたんを愛してきたし。

さてここに、今世の聖女がどう絡むのか。

ユーノは全部知ってる感じだし、前世との絡みはまだはっきりしないけど、ユーノはルリちゃんがカペラママだってことを知ってるんだろうか。

カペラたんがパパの心の声を聞けるのはママの力のおかげだと思うけど、ユーノはどこまで知ってるのかな。

→70話へ続きます。

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