
そんなひどいことが…犯罪じゃん。
43〜44話のあらすじ
事故のことを父に告げるとセリアにいわれ、激昂するカシウス。執事が止めに入り、カシウスはいったん部屋の外に出ます。
セリアは、事情を知っていると思われる執事に話を聞き、10年前に何があったのかを知りました。
セリアを嫌っていたニソスが屋敷の裏にあった湖に連れ出し、セリアを置き去りにしました。それを知った侯爵は激怒し、みんなで捜索したのですが…
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43〜44話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
怖かったね、セリア。
湖の氷の上で倒れていたセリアを見つけたのはカシウス。氷に穴の空いた部分にセリアの顔を入れて押さえつけたのです。
執事は、穴が空いていることをカシウスは知らなかったとか、ニソスがもっと怒られると思ってセリアを一時的に隠したかったのだとか言い訳してますが、いや、それはちょっと苦しすぎる言い訳。
執事は本当にそう思ってるみたいだけど。
でも、セリアは思い出しました。あれは、故意に自分の顔を水に沈めたのだと。
その事実を突きつけられて、カシウスは焦り、ひとまず私のは話を…とかいってるけど、さっきまで「事故」と言い張ってたじゃん。ほんとにひどいやつですね。
元々は、ニソスがセリアを置き去りにしたことが悪いんだけど、自らセリアの顔を水に沈めたカシウスの罪の方が何倍も重いです。
セリアの体から伝わってくる過去の感情。苦しかった感覚を思い出し、セリアは気を失いそうになります。

そのとき、セリアを支えたのはルシェ!!
きたーーーー!!
セリアを一人で行かせることを、ものすごく心配していましたよね。
あのとき、セリアがお願いしていたことは、ケリドンの境界まで迎えに来て欲しいということでした。
セリアに言われた通りに迎えに来たら、妻が涙を流しながら気を失っている。
ルシェの怒りが爆発します。

ほんと、頼れる男だな〜〜〜。
予定よりも、3日も早くセリアを迎えに来てくれました。
そして、カシウスの10年前の犯行をセリアから聞いたルシェは、カシウスに決闘を申し込みます。
カシウス、バカ。ほんとにバカ。
適当に相手をしてやるって…バカなの?ルシェに敵うわけないのに。
ぼっこぼこにした上に、氷に穴を開け、そこにカシウスの顔を突っ込みます。
息を止めていろよと言ったルシェの狂気の顔が素敵。
ここはぜひマンガで見てください。
セリアが受けた苦痛を、そのまま返してやりました。
ありがとう、ルシェ。ほんとにセリアのこと愛してるんですね。
・10年前、カシウスはセリアの顔を湖に沈めて●そうとした
・ルシェが予定より3日も早くセリアを迎えに来た
・カシウスに決闘を申し込み、湖の氷に穴を開けてカシウスの顔を突っ込むルシェ
→45話へ続きます。
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