「緑陰の冠」105〜106話・ユスタフが無事帰還

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ユスタフもただの恋する男。

105〜106話のあらすじ

ユスタフたちは、鶏頭の魔獣・コアケに翻弄されていました。1週間も追い続けているのに、まだ撃退できません。

ユスタフが、伝説の魔獣・コカトリスがコアケを操っている可能性を考えたとき、まさにそのコカトリスが出現、こちらに向かって走ってきます。

目が合うと石になってしまうため、目を合わせないようにして戦うも、毒を吐いてくるコカトリス。ユスタフは青炎を使って、撃退します。

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105〜106話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ルミエの微妙な気持ち。自分だって騎士としては一流だけど、ユスタフの青炎にはさすがにかなわない。

相手に触れずに、焼き尽くすことができるのだから。

ここは、あまりヤキモチを焼かなくてもいいところですけどね。ユスタフの強さは別格だし。

残念ながら、ルミエが入り込む余地はないのだし……。

コカトリスを倒したから撤収しようと思っていたその時、まだ息があったのですね、コカトリスが尻尾を大きく振るい、ユスタフに激突します。

ユスタフ自身は鎧のおかげで無事ではあったものの、コカトリスが「ラチア」と呟きながら死んでいったので、不安になって急いでランの元へ戻ります。

何事もなかったような顔をして着替えに行くユスタフでしたが、ここでルミエの意地悪。

何も知らずに騎士たちを労いにきたランに、ユスタフが怪我をしていることを伝えます。

ご主人様の気持ちを独占することはできなくても、ユスタフに隠し事なんてさせないよ?という感じでしょうか。

管理人
管理人

かわいい意地悪ではある。

ユスタフはといえば、コカトリスにやられた時、肋骨にヒビが入っていたようで。ひどいあざになっています。

ランに手当てしてもらいながら、なぜかどんどん不安になるユスタフ。

らしくないですが、最強ユスタフも、ランの前ではただの恋する男になってしまうのですね。

不安で不安で、ランを独り占めしたくて、「婚約しませんか?」というユスタフ。

ランは、来年の春、ユスタフの気持ちが変わっていなければ婚約しようと答えます。

ランはまだ、シナが現れていないから、こちらはこちらで別の不安を抱えているんですよね。

シナは、原作の中でユスタフと結ばれる。

だから、自分の気持ちが大きくなりすぎて、あとで傷つきたくないのはわかるんだけど。どっちつかずな態度は、ユスタフを傷つけそうで怖い。

今回のストーリーのまとめ

・伝説の魔獣・コカトリスを倒してラチアへ帰還する

・ユスタフはコカトリスの尻尾が激突した時に怪我をする

・不安でたまらないユスタフは、ランに婚約しようと言い、来年の春まで気持ちが変わらなければと答えるラン

→107話へ続きます。

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