今週もソヴール出てきた〜〜〜。
116話のあらすじ
ルーシーはすっかり回復し、子供達の面倒も難なくみています。しかし、夫との離婚はまだ決心がつかないのでした。
酷いことをされたのは確かだが、少しでも儲けた日には自分のためにおいしいものを買ってきてくれたからと。
しかし結婚したら大事にすべき妻にこんなことをした男を、ビアンカは絶対に許せないのでした。
116話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
子供達に折り紙教えるルーシーも素敵だし、折り紙を見て大喜びする子供達も可愛過ぎる。
ルーシーは、典型的なDV被害者になってしまっている。DVするやつって、ずっと暴力を振るうわけじゃなくて、たまに、ごくたまに、ほんの少しの優しさを見せる。
被害者はそれで、勘違いしてしまう。この人にも優しいところがあるんだって。
それは幻想なのに。
自由民の村ではよくあることらしい。ソヴールがザカリーとビアンカに説明しています。
貧しい家の男が、賭博や酒、不倫に明け暮れ、家では妻や子供に暴力を振るう。それでも夫の小さな行為一つで、「夫は自分のことを愛している」と言い聞かせて生きている。
まんま、DVの構図ですね。
そういうのを愛しているとはいわないのです。
ソヴールも子供の頃何かあったみたい。ここでは詳しく語られていませんが、騎士になったのはきっとそこでは生きていけないと思ったからなのでしょう。
さてルーシーの夫ですが、とりあえず今は厩舎の建築現場で働いていて、ザカリーは給料もきちんと出しているのだとか。
ルーシーがDVの呪縛からまだ逃れられないから、とりあえず様子を見るということでしょうか。
でもこれで無事にラホズに行けるし、ルーシーが健康な心を取り戻せば説得できるかな?と思っていたのに…
また不穏な出来事が。
ザカリーの兄、ローランが裁判を前に脱走。
こいつがまた、ザカリー達に何かするに違いない。
外伝が続いてくれるのは嬉しいし、ずっと読んでいたいけど、辛い出来事は起きてほしくない!
ソヴールもロベルもガスパルもまとめて見られて嬉しい〜!と思ってたのに、最後の最後で!
・ルーシーは無事回復するも、夫との離婚は望んでいない
・自由民の村では、DVはよくあること
・ザカリーの兄ローランが脱走
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