キリアン、複雑だな…
174話のあらすじ
タニア聖女がアクシアスを訪問し、リエターを攻撃した矢じりを見てくれましたが、魔力の根源を明らかにすることはできませんでした。
しかし、タニア聖女の悪魔メルデスが、夢魔オブリビウスの権能だと気づきます。それは、「愛する人を忘却する」魔法でした。
メルデスは、大公のことは忘れてないのかと失礼なことを言います。
→「赤い瞳の廃皇子」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます
174話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
キリアンのことを愛してないわけではなく、アデルへの愛の方がより大きかったというだけだと思うのですが。
アデルのことを忘れてしまったリエター、キリアンの目には幸せそうに見えました。
以前より食事の量も増え、健康的になった。
人々との交流も仕事も積極的で、周囲の人々を明るくさせるほどでした。
アデルのことを愛しているからこそ、辛い思いもしていたから、忘れてしまったことで以前の明るさが戻ってくるという皮肉な状態になってしまったのでしょう。
管理人
辛いなー。
側近達もアデルのことをリエターに知らせるべきかどうか悩みますが、夢魔の権能はそう簡単に解けるものではないらしい。
しかし、キリアンも複雑な気持ちでしょう。
リエターが幸せそうにしていても、忘れてしまったのは自分ではなくアデルだし。
物語も終盤だと思いますが、無事にアデルを見つけて夢魔の権能を取り除いてほしい。
今回のストーリーのまとめ
・アクシアスにタニア聖女が来て、聖女の悪魔メルデスが矢じりを見る
・リエターを攻撃した矢じりには夢魔の権能の痕跡があった
・アデルの記憶を失ったリエターは以前より健康になり幸せそう
コメントを残す