できるカーライル。
55話のあらすじ
ジャイロの城外。テントを構えるカーライルのもとに、ビビアーナが面会に来ました。爵位も領地も没収され、今はラウリー夫人ではなく、ビビアーナ・ルシフルと名乗っています。
皇后が何を企てているかを知っているので、皇后を引きずり下ろすための情報を渡す代わりに、復讐のため、皇宮に一緒に連れて行って欲しいとお願いします。
カーライルは、皇帝に謁見。皇帝は、この程度で復位させるのは……と考えていましたが、カーライルは戦勝の報告をするとともに、フェルバーズ軍の功績を称えました。
数日後、カーライルは二人の妹に会いに行きます。妹たちは、カーライルも知らない重要な情報を伝える代わりに、自分たちの身の安全を保証して欲しいとお願いします。
→「傲慢の時代」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!
55話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
妹たちが渡したのは、皇后と神殿が結託しているという証拠の手紙でしたが、カーライルは、もっと重要な情報を持っているはずだといいます。
それは……皇帝を種無しにした原因。不妊薬に関する情報でした。
翌日、さまざまな証拠を持って、カーライルは皇帝に謁見します。
皇后が神殿と結託しているいこと。そして、皇宮医が処方した領収書と薬の記録。つまり、不妊薬。
それを知って、激昂する皇帝。
この人、本当に馬鹿だな。おろかだな。
こんなんがよく、皇帝でいられたものだ。
26年も支えてくれたんだ!と皇后をかばったと思いきや、証拠を見せられたら●してやる!って、情緒不安定すぎないか。
というか、こんなやつから、よくカーライルみたいなのが生まれてきたな。
自分の復位と皇后の別宮への流刑を予告なく発表するように諭して、その場を後にします。
あとは皇帝が動いてくれればいいということか。
カーライルは本当に頭がいいな。
しかし気になるのは、マティアスの護衛についている神官たち。
神官が皇宮へ出入りするようになってから、皇宮の雰囲気がおかしいらしい。
最後、魔物が召喚されてたし……。
首都が大変なことになって、アーシャが援軍としてくるパターン?
・ビビアーナや妹たちから、皇后の悪事に関する情報がカーライルに集まる
・皇后が神殿と結託、皇帝を不妊にした証拠を手に入れる
・皇后の悪事を知って激昂する皇帝
コメントを残す