「復讐の杯をその手に」28〜29話・国王が飲まされていた薬の秘密

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おおおおお、起きた!!

28〜29話のあらすじ

バソロミュは、訓練兵としての権限と資格を剥奪されるといわれても、グッと耐えます。知らせを持ってきたビビュ卿は、我慢強さを見せたのは良かったとむしろバソロミュを認めます。

バソロミュの件を件を知ったフランツは、土下座してでもバソロミュを元に戻すと言いますが、それは俺への侮辱だと、怒られてしまいます。

今お前がプライドを捨てたら、フランツを支持する公爵家のプライドも捨てられてしまうというバソロミュ。フランツに、反省しろと言ってユディットに会いに行きます。

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28〜29話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

バソロミュは、ユディットに薬草のことを報告に行きました。チェラアンとともに口に出した薬の名は、「ピプノアの手」。

古い説話に由来する名前なのですが、その薬には深い眠りにつく成分が入っているのです。

しかも、長い間服用すると、口の中に青黒い斑点ができるのだとか。

まさに、国王陛下の症状そのものですね。

高価な薬らしいけど、こんな薬を盛られていたんですね。

これで、国王陛下は病気ではなく、薬で眠らされていることが判明しました。

管理人
管理人

さて、どうする?

バソロミュはすぐにでも告発を!というけれど、それはどうかな。王妃の陰謀であることは間違いない。でも今下手に動くのは良くないとチェラアンが止めます。

この薬は、長期間服用すると体制ができるので、どんどん量を増やしているはず。まずは、薬の量を減らしてみようということになりました。

ユディットはここで疑問を持ちます。王妃は、どうして国王を●さないのだろうと。

管理人
管理人

うーん、それは確かに謎。

今、権力を握っているのは王妃だから、とっとと国王を●して息子を国王にしてしまえば、あとややりたい放題なんじゃないの?

なぜ、あえて生かしているのでしょうか。

おそらく……今の状態が、心地よいのでは?と思います。

国王が生きている限り、責任は国王。

自分は、好きなように貴婦人たちを操り、権力をほしいままにする。

面倒なことはしたく無いけど、権力や財力は欲しいというだけなのでは?と思いますが、どうでしょう。

いざとなったら責任を押し付ける存在が必要で、まだ生かしているとか。

一方、エディットはこの数日、陛下に飲ませる薬の量を減らしていました。

しかしなかなか変化が起きない。

これ以上どうしたら……と焦るエディットでしたが、ついに国王陛下が目を覚ましました。

おおおおお。

ようやく、目を覚ましましたね!!

これでフランツの立場が、少しでも安全になるでしょうか。

今回のストーリーのまとめ

・フランツはバソロミュに謝るも、プライドを捨てるなと逆に怒られてしまう

・バソロミュとチェラアンの調べで、国王陛下は薬で眠らされていることがわかった

・医師の目を盗んで薬を減らしたところ、国王陛下が目を覚ます

30話へ続きます。

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