「傲慢の時代」48話・カーライルの嫉妬

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本心でしょ、それ。

48話のあらすじ

ガブリエルの脇腹にある黒魔術の副作用の跡を、病気の後遺症か何かだと思ったアーシャ。フェルバーズにも、様々な理由で斑点を持っている人がいるので、無理に説明しなくていいと言います。

カーライルに知られてはならないと思ったガブリエルは、内密にしてくれるよう頼みます。すると、口外しない代わりに、薬湯に入ってほしいというアーシャ。

自分は皇后側の人間なのにと遠慮するガブリエルに、病気の人を助けるのに敵味方などないと答えるアーシャでした。

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48話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

アーシャは、本心からガブリエルを助けたいと思っているから、腐っても聖職者、この想いが通じるだろうか。

ガブリエルは、アーシャと親しくなっておけば、カーライルの弱点も見つけやすいと考えているけど、アーシャという人の人間性に惹かれていることにはまだ気づいていないのかな。

そのうち、アーシャの味方になると見た。

まったく裏表のない、それこそ聖職者のような人ですからね、アーシャは。

管理人
管理人

ガブリエルがこれ以上道を踏み外さないといいなと思います。

薬湯の効果が思いのほかあって楽になったガブリエルは、アーシャにお礼をしようと部屋に行くと、ドアが少し空いていて、中ではカーライルとアーシャが喧嘩をしています。

どうやらカーライルは、ガブリエルの薬湯を準備させたことが気に入らないようです。

たまらずガブリエルが声をかけに部屋に入りますが、なぜこんな時間にきたのか(まだ夜の7時!)と、ガブリエルにもかみつく。

ガブリエルの仲裁で、夫婦喧嘩はおさまりましたが、妻を愛するあまり嫉妬してしまったとカーライルは言っていました。

アーシャは、大神官の前だからこう言ったと思っていますが、これ、本心だと思うんだけどな〜。

最初は、あえてお芝居しているのかと思いました。ガブリエルに聞かせるために。

管理人
管理人

でもほんとに嫉妬してたみたいですね。

いいかげん、好きだってちゃんと伝えて欲しいな、カーライル。

さて、皇宮。

皇后と娘たちの会話。皇后は、皇帝が子供を作れない体だと言っています。

だから、ビビアーナは浮気をしたのだと噂を広めるよう、娘たちに指示します。

何で私たちが……という言葉に、今まで何の役にも立たなかったのだから働けという皇后。

皇后にとって大事なのは、自分の権力であって、息子でも娘たちでもないんだな。

バカ息子は薬で操って、娘たちは自分の便利な駒として使う。最低な母親。

皇后が自滅するのは、いつのことになるのやら。

今回のストーリーのまとめ

・ガブリエルのあざを見て薬湯をすすめるアーシャ

・アーシャがガブリエルの役等を準備したことが気に入らず、嫉妬するカーライル

・皇宮では、皇后が、ビビアーナが浮気したと噂を広めようとしている

49話へ続きます。

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