「赤い瞳の廃皇子」178話・マギラ(3)(4)

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タニア聖女!!かっこいい!!

178〜179話のあらすじ

インクイジターは、絶大な権力を持っています。かつて不正腐敗を働き、一時期勢力を失うものの、教団の機嫌をとりながらうまく立ち回っていました。

リエターを狙ったのも、教団の機嫌を取るため。人々はそう思っていましたが、インクイジターの真意は別のところにありました。

祈祷の王女様の娘だと認定することで、インクイジターの「認定」の価値を上げるところが目的でした。

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178〜179話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

聖職者のくせにね。結局、自分たちの利益しか考えていない。

リエターが本物でも偽物でも、インクイジターが損をすることはありません。

教団としても、リエターの評判が悪くなりさえすればいいので、どちらでもいいのです。ベアトリーチェ王女の娘だったとしても、「婚外子」というレッテルを貼ることができますからね。

しかし、そんなインクイジターの悪巧みには、みんな騙されなかった。リエターが、自分たちのために最前線で戦う姿を見ていたからです。

管理人
管理人

そこで、タニア聖女登場!!

インクイジターの代表、トーマス卿に反撃します。20年前、自分を審判台に立たせた時と同じように、濡れ衣を着せる気かと。

タニア聖女は、なんだかんだいって、いい人なんですよ。

金の亡者っぷりも好きですけどね。

結局、困っている人を見捨てられないし、リエターを大事にしてる。

「私はいつも未来のためにこの座にいる」って、かっこよすぎる……

自分は前に出ないって言ってたくせに、やっぱり守っちゃうのよ、リエターを。

管理人
管理人

ほんと、男前だわ〜〜。

さて、首都ではラジオネル枢機卿が教皇になろうとしていますよ。

タイトルの「マギラ」の意味がわからなかったのですが、枢機卿の熱烈な信徒たち(結構やばい人たち)が潜んでいる地下の場所のことのようです。

地下水路の儀式の場所だとか。墓場まで持っていく秘密を指す言葉でもある。

でもそれを守らないやつがいた。ペルディアン・カリゴ。

ペルディアンは今やラジオネル枢機卿の最側近でしたが、教団の不正を暴いた書類をキリアンに渡していたようです。司祭を行方不明にして「調達」するとか。疫病流行らせてたとか。

その書類をタニア聖女に託すキリアン。

しかし、ペルディアンがリエターの旦那さんを刺したのか?どういうこと?

悪魔に操られてたから?

リエターが司祭になると、生贄にされちゃうと思って、司祭になることを阻んだってこと?

キリアンとリエターがいよいよ首都に行くみたいですけど、これが最終決戦でしょうか。

今回のストーリーのまとめ

・タニア聖女があっさりインクイジターを撃退

・首都ではラジオネル枢機卿が教皇になろうとしている

・キリアンは、ペルディアンがラジオネル枢機卿らの悪事を暴いた書類をタニア聖女に託す

180話へ続きます。

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