「北部公爵を誘惑します」44話・自分の気持ちを自覚し始めるカルシオン

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ほんとは嬉しいくせに、カルちゃん。

44話のあらすじ

軽いスキンシップでも固まらないよう、朝晩頬へのキスをして訓練しようと自分でいっておいて、セリーナは意識しすぎて自分が固まってしまいました。

するとカルシオンの方から頬にキスをしてくれました。

翌朝、本当にジオン男爵がやってきて家具を運び出しています。あまりのうるささにセリーナも顔を出します。悲しんでいるのかと思って気を使ったつもりでしたが…。

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44話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

いいよ〜、いい!チューしてからのカルシオンの赤面。

もっと積極的になっていいですよ、カルシオン。

アイレルのお父さんは、ひどい人だなあ。貴族ってみんなこんなんなのか。

娘の死を悼むどころか、金づるがなくなったことに腹を立てているのです。同情の余地なしですな。

しかも、セリーナに身の程をわきまえたほうがいいと忠告してきました。アイレルはそうしなかったから問題が生じたというのです。

この人も何か知ってるのかなあ。

部屋に戻り、パーティーの招待状を見ているカルシオンの隣に座るセリーナ。なんだか様子がおかしいことに、カルシオンはすぐ気付きます。

管理人
管理人

もう、愛だねこれは。

ジオン男爵の話をするも、それが普通だというカルシオン。家門のための道具。自分も親にそう扱われてきたのでしょう。

誰かが亡くなっても、誰もなんとも思わない。親ですらも。

そんな世界で自分が死んだら…カルシオンに悲しいか?と聞くセリーナ。

カルシオンが何も答えないので、セリーナはやっぱりなんてことないんだと思ってしまいますが、違うんだ、違うんだよ!

そんなこと、想像もできなくて、というよりも想像したくなくて、言葉が出てこなかったの!わかってあげて!

以前の暗殺未遂事件(24話)のときも、カルシオンは怒りのあまり頭が真っ白になり、しばらく心が落ち着かなかったのです。

言い訳しようとしたところにディオンが、ジュナと接触していた侍女の家門を突き止めたと報告に来ました。

いよいよ、黒幕につながるか?

しかしディオン、タイミングが悪すぎ…。

今回のストーリーのまとめ

・いざキスをしようとしたら意識しすぎてセリーナ、固まる

・カルシオンの方からキス

・ジオン男爵は娘の死を悲しんでおらず、金づるがなくなったことを悲しんでいる

・カルシオンはセリーナが死ぬなんて考えたくもない

45話へ続きます。

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