
淵絹様、耐えてくれ。
54話のあらすじ
淵絹様は、煌昭に仕込まれた薬のせいで、うまく呼吸もできず、目の前の女性が麗に見えてしまっています。
その頃、麗は煌昭の前に立っていました。麗が亡くなった母にそっくりだという煌昭。
ここへ来る前、すべてのことは煌昭が麗を手に入れたいがために起こったことだが、麗を前にすれば煌昭は喜んで気が緩むはず。その機を逃さないようにと、麗は雪葉に言われていました。
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54話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
淵絹様、やばいじゃん。このままだと、前死神の嫁といたしてしまうじゃん。
そうなると、どうなるの?
淵絹様は、死神じゃなくなるってことだよね?
で、その前嫁が、また別の人に死神の力を移すってことか?
でも、幽絹様もいるわけで、こちらの力は無くなるわけじゃないんだよねえ?
ただ……淵絹様=幽絹様という可能性も捨てきれないので、淵絹様が力を失えば、当然幽絹様も出て来れなくなる?

うーん、謎だらけです。
どうしてこんなことをするのかと、煌昭と押し問答をする麗。
すると煌昭は、「無題」を演奏しろと言い出しました。
「無題」を演奏するために煌昭に呼ばれ、⚫︎されてしまった人たちのことを思い、怒りに震える麗。
そして、淵絹様を思いながら、「無題」を演奏します。
煌昭ね……麗の演奏を聴いている時は、穏やかな顔をしてるの。

ちょっと、顔まで赤らめちゃって。
本当に麗のことが好きなんだろうか。
前世でのことを考えても、麗のことは好きなんだけど、それが狂気的なことが問題なんだと思う。
今世でも、麗を幸せにできるとは思えないし。
淵絹様はどうなってるのかわからないし、前嫁と現死神が体を重ねたらどうなるかな、現嫁と俺が練れば俺も死神になれるんじゃないかと言い出す煌昭。
麗もちょっと短絡的というか、ここで刃物出して煌昭を狙っても、ダメに決まってるでしょう……勝てるわけないんだから。
どうしましょう。
淵絹様は力を失い、煌昭が死神になるという、最悪のパターンだけは避けたいけど。
・淵絹様は前死神の嫁と麗を混同している
・煌昭は麗に「無題」を演奏しろという
・麗と寝たら自分も死神になれるのかという煌昭
→55話へ続きます。

