
マッケナの災難。
215話のあらすじ
ハインリが、再び魔石の回収に向かった日、ドルシーとカフメン大公が訪ねてきました。
魔法を教える前に試したいことがあると言って、ドルシーが差し出したのは、数枚の絵。用途がよくわかりません。
広い場所に移動して、いざ魔法の練習。魔法を見てくれると言っていた割には、小言ばかりで、2時間経ってもほとんど上達しませんでした。
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215話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ドルシーが持ってきたのは、ダム建設の図なのか?
竜の考えることはよくわからないですね。人間じゃないから、仕方ないか。
ナビエ様を「お前」呼ばわりするのも、ドルシーくらいか。ハインリが聞いたら、怒りそうです。
魔法の練習中、ドルシーがカフメン対抗に、「恋の妙薬」について聞きました。
どんな感じなのか、試させて欲しいといい出します。
あの薬、カフメン大公はかなり苦労していましたよね。
結局、押し切られた風の大公が、ドルシーに恋の妙薬を渡してしまうのですが、注意もろくに聞かずにがぶ飲み!

ナビエ様と大公が、絶対に目を合わせようとせず、後ろを向いてるのが面白い。
そして、ドルシーが薬を飲んで最初に目があったのは、ナビエ様に至急報告が!と入ってきたマッケナでした。
なんだあの愛らしい青い鳥は!と、マッケナを追いかけ回すドルシー。
さすが竜、マッケナが鳥だということを、見抜いてしまった!
追いかけ回されたマッケナは災難でしたが、ドルシーのすごさが垣間見れたというか、恋の妙薬は竜にも効くんだなというか。
さて、マッケナがナビエ様に報告に来たのは、名のある聖者が巡礼中で、もうすぐこの辺にくるから、歓迎式を開いてはどうか?という相談でした。

隣国で盛大な歓迎式をしたら、良い祝福を授けてもらったらしい。
そして、ナビエ様としては、宗教行事に関することなので、ハインリに相談したいけれど、どうやら聖者の到着の方が早いらしい。
聖者は、隣国の盛大な歓迎式が負担だったらしく、それ以降は行方をくらましながら移動しているみたいなので、ちょっと悩ましい問題ですね。
有能なナビエ様なら、歓迎式を開くこと自体は問題ないと思いますが、そもそも国としてどう迎えるのかは、ハインリと相談したいところでしょう。
その頃、ブルーボヘアンでは……。
エルギ公爵が実家のクローディア大公邸に到着したようですが、何やら複雑な事情があるっぽいです。

エルギ公爵を出迎えたアレイシアという女性は、東大帝国前皇帝の側室だった人です。
そして、車椅子を使っているもう一人の女性。
この人に対して、エルギ公爵は「母上」と呼びかけました。
つまり、アレイシアが妻の座を奪ったみたいなことでしょうか?
愛人のくせに大きな顔をしているから、エルギ公爵が怒っているということ?
自分のことを、「お母様」って言ってましたからね。
実のお母さんが大公邸にいるのに、愛人風情が母親ヅラをしている、そりゃ許せませんわな。
・ドルシーが魔法を教えると言ってナビエを訪ねてくる
・恋の妙薬を試したいといって飲んだドルシー、マッケナを追いかけ回す
・エルギ公爵がブルーボヘアンの実家に到着
→216話へ続きます。

