「私を捨てた家門には戻りません」64話・皇帝へのお願い

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能力が明らかになりつつあって、心配。

64話のあらすじ

皇帝に謁見したレティシア。皇帝は、レティシアが公爵領に雨を降らせたことを知っていました。レティシアはもうそれを否定することはなく、自分には「幸運を呼ぶ能力」があると告白します。

ある状況を切実に願えば、似たような現実を作れると。さすが皇帝、レティシアの曖昧な説明でも状況を理解したようです。

しかし皇帝はレティシアに何かを要求するのではなく、公爵領に物資を持って行って飢饉を防いだことをねぎらい、何が欲しいかと聞いてくれました。

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64話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

レティシアは皇帝に呼ばれたことを不安に思っていましたが、変な要求をされなくて良かったです。

むしろ皇帝は、レティシアの味方になってくれそうな気もします。

パーティー会場に戻ったレティシアとエノクの前に、たくさんの人が寄ってきます。相変わらず「リロイ嬢」と呼ばれているので、ここで「レティシア・アシェル」ですと改めて自己紹介、アシェル伯爵の娘であるということを知らしめることができました。

その様子を見ていたジャビエとリビオン。どうやら、姉には「幸運を呼ぶ能力」があるかもしれないというジャビエ。

管理人
管理人

リビオン、ひさしぶり。まだいたんか。

そんな話をしていたときに、皇帝が入場。そこで皇帝は、なぜかリロイ侯爵とアキレウス公爵を呼びます。

そこで、先日エミルたちがアキレウス邸に侵入して暴れたことを問題にします。高い地位にいながら子供の教育もできないとはと、他の貴族たちの前で叱責したのでした。

人前でこんなことを言われてしまったら、さすがのリロイ侯爵も謝らざるを得ませんでした。

素直に謝ってるわけではないですよ、腹の中では皇帝のことを「老ぼれのキツネ」と罵ってます。

管理人
管理人

この人、どこまでも性格悪いですね。

この「謝罪」が、レティシアが皇帝にお願いしたことでした。

皇帝に、何が欲しいかと聞かれた時に、リロイ侯爵に謝罪させることをお願いしたんですね。

人前で謝罪させるなんて、さすが。

エノクも少し、気持ちがすっきりしたようです。

ただ、エミルやジャビエ、それにリビオンまでレティシアの能力を知ったら、何をするかわからないなというのが怖いところです。

もちろんエノクが守ってくれるだろうし、もうアシェル伯爵の養女になっているので大丈夫だと思いますが、こういうところは狡猾だし、心配ですね。

今回のストーリーのまとめ

・レティシアは皇帝に謁見、飢饉を救ったことを褒められ、欲しいものは何かと聞かれる

・もうリロイ嬢ではなくレティシア・アシェルだと改めて周囲に自己紹介する

・パーティーの前に皇帝はリロイ侯爵とエノクを呼び、子供の教育もできていないとリロイ侯爵に謝罪させる

→65話へ続きます。

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