「正統派悪役令嬢の裏事情」58〜59話・シュテルン旗とサークレット

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セリアにも自分の気持ちに気づいて欲しいな。

58〜59話のあらすじ

美術館で絵画鑑賞中のルシェとセリア。ビューガズン第二皇子がルシェに声をかけてきました。

どうやら、憑依前にエキゼル皇后陛下主催のティーパーティーで会っているようなのですが、今のセリアにその記憶はありません。

原作では犬猿の仲だった皇后とセリア。皇后が会いたがっているからと言われますが、セリアは適当に話を濁してその場から逃げ出します。

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58〜59話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

逃げ出したセリアは、フォルバス公爵家のマルレサナ夫人と偶然の再会。この人は、以前魔物に襲われそうになっていたところを、セリアが助けた縁があります。

あのとき彼女を助けたのは偶然ですが、セリアにとってフォルバス公爵夫人はなくてはならない人。

実はコネズ平原から魔水晶鉱山へ向かうには、フォルバス公爵領を通らなくてはなりませんでしたが、魔物を口実に封鎖されていたのです。

管理人
管理人

恩というのはやはり、売れるときに売っておくべきですね。

ルシェを見つめる顔が恋する乙女のようだと夫人に言われ、そんなはずはない!と思うセリアでしたが、たぶん、もうすっかり恋に落ちていると思いますよ。

さて、大神殿の地下の牢獄に囚われているミエス。

逮捕したものの、牢獄に入ってからピクリとも動かないのだとか。

それでセリアが、シュテルン旗を借りてきて、何かしようとしているみたい。

以前、シュテルン旗の前でサークレットをかざしたとき、強烈な光が出たことが偶然でなければ、もう一度できるかも?と思って、旗を借りてきたのです。

サークレットで神聖力を発揮できれば、ミエスを起こせると考えたのですが……起きるどころか、口から何やらどす黒いものが出てきました。

管理人
管理人

ディートリヒ公爵の時と同じですね!

これを機に、セリアは色々実験し始めます。どうやら、リナと関係のあった人の前でシュテルン旗にサークレットをかざすと、神聖力が発揮されて、黒いものが口から吐き出される。

この秘密がなんなのかが今後の鍵になりますね。

監獄では、何やら機になる箱が発見されていました。緑の邸宅にあった「青海の箱」にそっくりです。中には小さな箱と書類。その書類には、ベルク家に関することが。

この箱はなんなのか。誰が置いたものなのか。

たぶん、リナやセリアの憑依にも関わってきそう。重要な箱ですね。

今回のストーリーのまとめ

・ルシェとセリアは美術鑑賞

・牢獄に入ってから動かなくなったミエスにシュテルン旗とサークレットをかざすと口から黒いものが出てくる

・監獄で気になる箱が発見される

60話へ続きます。

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