「緑陰の冠」109〜110話・視力を失ったラン

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どうすればいいんだろう。

109〜110話のあらすじ

シナに「コスプレ変態野郎」といわれ、ムッとするルミエ。しかし、ランにこの女性を助けるようにいわれていたので、助けます。名前を聞くと、「シナ」と答えました。

その頃、ランは魔物に連れ去られ、空を飛んでいました。しかしその魔物は、「イブリアじゃない」とつぶやき、乱を離してしまいます。

このままだと地面に激突してしまうと思ったランは、心の中でイスタリフを呼びます。イスタリフが反応しないので、カンドラルという精霊の名を呼びます。

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109〜110話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

精霊カンドラルがどうやら助けてくれたようではあるのですが、結構怒ってるみたい。

自分に命令できるのはウスラ家の当主だけだ。代償として、永遠に光を奪ってやるといいました。

どうやら……ランは視力を奪われてしまったようです。

ユスタフが戻ってきて、ランを見つけます。

ランは崖から落ちていたので、頭を打っているし、気も失っているのですが、ユスタフが珍しく我を忘れてランを呼び続けます。

管理人
管理人

こういう様子を見ると、ユスタフの気持ちの大きさがわかる気がします。

普段はあれだけ冷静なのにね。

戻ってきたルミエも、倒れているランを見て取り乱してしまいます。

とりあえず、無事だった。骨折もなくて、命に別状もない。

でも、よかった、よかった、とはならない。やはり、目が見えないようです。

管理人
管理人

カンドラルがいっていたことは本当だったんですね。

ユスタフの後悔。ランを置いていくんじゃなかった。ランがラチアを去ると言ったらどうしよう。

さまざまな思いがユスタフの頭を巡ります。

ランの目は……元に戻るのでしょうか。

命を助けた代償として視力を奪われたから、治療師が診たところで、どうにもならんでしょう。それは、ラン自身が一番よくわかっています。

目が見えなくなってしまったことで、なんだか自分の存在も否定されたような気持ちになるラン。

ここで目が見えなくなるなんて、原作にはなかったですよね。

このまま視力が元に戻らなかったら。

こればっかりはユスタフにもどうしようもないですし。どうすればいいんでしょうね。

今回のストーリーのまとめ

・ランをさらった魔獣はランを空から落としてしまう

・地面に激突すると思ったランは精霊の名を呼び、命は助かる

・しかしそのせいで視力を失ってしまう

→111話へ続きます。

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