最終回。
32話のあらすじ
文のお腹の子は順調に育っており、和真と買い物に出たついでに外でランチを取りました。高校時代の話をしていると、ついさやかの話題になり、複雑な思いになる二人。
出産まであと5ヶ月。二人でいられるのも今のうちと、改めてお互いのことが好きだと気持ちを確かめ合う文たちの前に、さやかが姿を現しました。
和真は心配しますが、文は二人で話をしてくると言います。
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さやかが留置所から出られたのは、文が減刑の嘆願書を出したこともあり、執行猶予がついたからでした。
自分を憐れんだのかと怒りをぶつけるさやかでしたが、文が嘆願書を出したのは、さやかの母から何通もの手紙をもらったからです。
さやかのしたことは許せないと思いつつも、本気でさやかを嫌いになれない文。
この人は、根っから優しい人なんだろうな。
私だったら二度と顔を見たくないし、絶対に許さない。誰に頼まれたって、減刑の嘆願書なんて書かない。
大切なものをこわしたのは自分自身だと、さやかが気がついたようで、それだけが救いかな。
今まで人のせいにしてばかりで、自分を顧みることがなかった自分のせいだとわかって、これからは真っ当に歩んでいけるといいなと思います。
優香も文も無事に出産。
人生、うまくいかないこともたくさんあるけれど、その度にぶつかりあって立ち止まって、どうにかして乗り越えていくんでしょうね。
わかりあうことを諦めなければね。
不倫がテーマの物語でしたが、話し合うこと、正面からぶつかり合うことの大切さを教えてくれた作品だと思います。
結婚て違う人間同士が一緒に暮らすんだから、やっぱり、言葉にしないとわからないですよね。
樋口くん推しとしては、樋口くんにも幸せになって欲しかったけど、文ちゃんが無事に出産できてよかったです。
・文は減刑の嘆願書を提出、さやかには執行猶予がつく
・さやかが文たちに会いに来る
・優香も文も無事に出産
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