「ヘス」呼びの破壊力にかたまるオタク、ヘスティア。
35話のあらすじ
馬車に乗るとき、ヘスティアが護衛騎士に手を預けているのをしっかり見ているカエルス。愛しているならどうして自分に手を貸してと言わないのか…。
邸宅についた時もヘスティアをエスコートしようとするので、オタクの心臓はバクバクです。
一方ディアーナは、お茶会でヘスティアに言われたことが頭から離れず、悩んでいました。
→「見捨てられた推しのために」はコミックシーモアでも読める!35話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
カエルスがかわいくなってる回。
もうすっかり、「夫」ですね。
そして何気に、侯爵家の護衛騎士がかっこいいのです。
幸せのあまり、何も手につかなくなってしまったヘスティア。お茶会は大変だったけど、カエルスと一緒に帰れて、しかもエスコートもしてもらって、幸せな1日でしたね。
でも、今日は疲れたし、寝てしまおうとベッドで寝返りを打った時に、例の日記帳がベッドから落ちたのがとても気になる…。
この日記帳はタイムリープ後の自分の記憶を書き留めたものなのですが、これがなくなったらどうなるのだろう。
なんのフラグだろう?
というか、誰かの手に渡ってしまったら?侯爵家の人たちはみんないい人たちなので、ヘスティアに何か害をなすようなことは考えられないのですが、ここであえてベッドから落ちるところを描写している点がとても気になります。
ディアーナは、いまだに自分の尺度でものを考えているので、堂々巡り。侯爵父娘に毒入りのお茶を飲ませた、その事実だけを「正しくない」といっているのですが、カエルスにとっても、ヘリオスにとっても必要悪でした。
ヘリオスはそれがわかっているから、ディアーナに100%味方もできない。当然です。カエルスは自分の代わりに汚れ役を買って出てくれたのであって、それを非難することなんてできませんよね。
そもそもあなたたちが結婚できたのも、カエルスのおかげ。
時間がたてばディアーナも理解するだろうなんて、甘い考えです。自分のせいで親友を失ったことはわかってるんだな。もっとちゃんと、嫁に説明してあげなさい。