
カエルスの執事が、ウロースで本当に良かった。ちびカエルスもめちゃかわいい!
外伝(6)のあらすじ
若きウロースが銀行を訪れた日。赤みを帯びたブロンドの女性が近づいてきました。その人は、オルクス公爵夫人の親友で、公爵家の一人娘・レトナの乳母をしているポモナという女性でした。
社交界で今話題の、若くて美しく、なおかつ優秀な侯爵家の執事に、アティカの領主代理を頼みたいと申し出てきたのです。
先行き不透明な侯爵家にいるのは気の毒だといわれますが、ウロースは侯爵家を離れるつもりはないと、ポモナの申し出をキッパリ断りました。
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「見捨てられた推しのために」外伝(6)の感想(ネタバレ含む)&次回考察
これ、ウロースじゃなかったら大変だったんじゃない?
沈みゆく侯爵家の執事より、公爵家に雇われてアティカの領主代理になった方が出世じゃん!と、普通の人なら思うでしょう。

ウロース、カエルスを見捨てずにがんばってくれて、ほんとにありがとう!!
で、ポモナという女性が、ウロースに領主代理にならないかと持ちかけてきた理由ですが。
ここで、若かりし頃のマダム・メロぺ登場!
ウロースが、ヘリオスと遊びたいと言ったカエルスを連れて、城へやってきます。
そこで、なんでも知っているマダム・メロぺに相談すると……ポモナの事情を教えてくれました。

ポモナ、とんでもないな!
オルクス公爵夫人に信頼されていたのをいいことに、ちょっとやり過ぎてしまったんですね。家のことに口を出す程度ならまだ良かったが、なんと、公爵にまで手を出そうとした。
それで、アティカへ追放となったのですが、自分が北部にいきたくないので、代わりに行ってくれる人を探していたというわけです。
そもそも、こんな女が領主代理に任命されるはずもないのですが、あまり頭が良くなかったみたいで、ウロースのような有能な人を領主代理にすれば、自分がアティカに行かなくて済むと考えたよう。
おもしろすぎるし、浅はかすぎる。ウロースが社交界で話題になっているという理由だけで、声かけるとか、あり得ないでしょう。
でも、断ってくれてありがとう、ウロース。
有能なイケメン執事が、いまやイケおじ執事。次回もまだ続きがあるみたいで、すごく楽しみです。
・オルクス公爵夫人の親友、ポモナが銀行でウロースに声をかけてきた
・ウロースに、アティカの領主代理にならないかと申し出てきたが、ウロースは断る
・ポモナはオルクス公爵に手を出そうとして追放されるらしいと、マダム・メロぺがウロースに教えてくれた
→外伝(7)へ続きます。

