
お兄ちゃんはきっと、ずっとビアンカのことが好き。
22話のあらすじ
ザカリーはビアンカをアルノー川の源流がある渓谷に連れて行きました。素晴らしい光景に見惚れるビアンカ。ソヴールが連れてこようとしていたのはここかというと、かなり親しくなったのだなと少し気に入らない様子のザカリー。
そんなザカリーに、親しいというのとは少し違うから、嫉妬しないでくださいねというビアンカでした。
戻ろうと言ってビアンカの手を取るザカリー。手を繋ぐことが特別なことではなくなった=気持ちが近づいたと感じているザカリーは、これから話すことでまたビアンカの気持ちが離れてしまうのではと不安でした。
22話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
常にビアンカのことを気遣っているザカリー。
前世でもきっとそうだったのでしょうが、伝わらなかったんですね。
でも今世はちゃんと伝わってる。
ザカリーは、2つ話しがあると言います。1つは、ブランシュフォールからビアンカに会いたいと手紙が来たが、ビアンカが望まないなら断ろうと思うということ。

やはりザカリーは自分のことを心配してくれている、優しい人だったのだと気づくビアンカ。
ザカリーは、ビアンカに兄との関係を聞きました。
比較的仲は良かったし、兄はいつも優しかった。しかし、大抵のことは譲ってくれるのに、ひとつだけ譲ってくれないものがあった、それがチョコケーキでした。
でも、一度だけ譲ってくれた時があり、また取られるかと思ったビアンカは、口の中に詰め込んで食べました。
それは、ザカリーとの結婚を知らされた日でした。
お兄ちゃん、9歳で嫁ぐことになった妹のために、大好きなチョコケーキを譲ったんですね。

子供なりの愛情。絶対いい人に違いない。
すると、これから起こることを思い出して具合が悪くなってしまうビアンカ。
ザカリーが戦死した後、ゴディエ第一王子も亡くなり、ブランシュフォール伯爵はアラゴンの侵攻に立ち向かい、ビアンカの兄とともに命脈が尽きる運命にありました。
そのことを知っているビアンカ、自分以外が皆いなくなってしまう未来が近づいているのだと思ったら、呼吸ができなくなってしまいました。
ビアンカを心配するザカリー。彼に感謝しながら、ザカリーの顔に触れるビアンカ。
二人の距離が近づいて…
と、いいところにイボンヌが!!
馬車のドアを開け、今日は野宿だそうですよ〜と知らせに来たのですが、イボンヌ、今じゃない!!
2つ目の話は野宿の話でした。
ザカリーは、ビアンカが怒ると思っていたのですが、ビアンカは全く気にしていません。
それより、どこで寝るのですか?とザカリーが寝る場所を心配しています。
馬車で一緒に寝るのかと聞かれ、真っ赤になってしまうザカリー。

別に夫婦だから一緒に寝てもいいのにね!
二人で真っ赤になってるの、かわいいな〜。
結局、予定より4日も早く、首都ラホズにつきました。
今回でまた、二人の距離が縮まりましたね。
しかし首都では何が起こるかわかりませんから、気が抜けない。
とりあえず、父と兄と、再会できるのでしょうか。
・アルノー川源流の渓谷にビアンカを連れて行くザカリー
・父と兄からビアンカに会いたいと手紙が来ているが、ビアンカが望まないなら断るという
・前世での出来事を思い出し、具合が悪くなってしまうビアンカ
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