「傲慢の時代」60話・ドロシアがフェルバーズに到着

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あんなクソ親父からこんないい子が生まれるなんて。

60話のあらすじ

ラフェルトは、ドロシアをフェルバーズに呼びつけます。急いで来たためドロシアはフラフラ。道中、馬車が揺れ、具合も良くなく、馬車から降りる時に足を挫いてしまいます。

父から、セシリアが皇后を諦めたことや、アーシャがもう長くないことを知らされ、今が皇后の地位を狙うチャンスだと言われます。詳しい説明もなく、カーライルに自分の存在をアピールしろと言われ、世話になった人たちの死を利用するのかと愕然とするドロシアでした。

その頃、カーライルは必死で自分の神聖力を注ぎ、アーシャをなんとか助けようとしていました。

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60話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

そうか、治癒神官を呼べばいいのだけれど、神殿は皇后の味方になっているから、それができないんですね。

それで、神の祝福を受けて生まれたカーライルが、なんとかアーシャを助けようとしてるんだ。

とそこへ、ドロシアが挨拶にやってきます。

カーライル、目がめっちゃ怖い……挨拶はいらんと言った、フェルバーズ伯爵が生きている確認しにきたのか?と敵意剥き出しですが、デッカーがかばいます。

デッカーは根っからの善人だから、ドロシアを疑ったりしないんだな。

優しいデッカーは、そのままドロシアを部屋まで送ります。途中、ドロシアが涙を流してしまうのですが、それも優しく慰める。

管理人
管理人

ああ、このふたり、いいなあ。くっついてほしいなあ。

ドロシア、実は、医者みたいな知識がある?

アーシャの容態を見て、かなり強い魔気の攻撃を受けていて、ガブリエル大神官クラスでないとだめだといいます。

しかも、皇后側の人間なんて呼べるか!というカーライルに、アーシャを助けるためなら敵の手でも借りるべきだと正面から進言します。

管理人
管理人

ドロシアのこういうとこ、好きよ。

父親の意見なんて無視して、今は本当にアーシャを助けようとしてくれていると思います。

これが父親にバレたら、また怒られるんだろうけど……。

ドロシア、頭がいいから、父親引退させて跡継げばいいんじゃない?

で、セシリアと一緒にカーライルの部下になればいいんじゃない?

ラフェルトは、カーライルが自分を切れないとたかを括ってるから、こいつを真っ先に切らないとな。

さて、神殿側にアーシャの情報を流して、ガブリエルを呼ぼうとカーライルが考えていたところ、ガブリエルがフェルバーズに到着したとリオネルが知らせにきました。

もう、知ってましたもんね、ガブリエル。

おまえがやったんだから、責任持って助けろ。

今回のストーリーのまとめ

・ラフェルトはドロシアをフェルバーズに呼び、カーライルにアピールしろという

・カーライルは自分の神聖力を注いでアーシャを助けようとしているがその場凌ぎでしかない

・ドロシアはガブリエル大神官を呼ぶようカーライルに進言する

→61話へ続きます。

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