「誰にも愛されないので床を磨いていたらそこが聖域化した令嬢の話」2巻・6〜10話

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これでステラが、少しは報われるようになるといいな。

2巻のあらすじ

セシルと一緒に神殿に行き、スキルを調べてもらうことになったステラ。なんと、ステラには浄化のスキルがあったことがわかりました。「聖女様」と頭を下げる神官長。瘴気による被害が甚大な今、世界が待ち望んでいた存在なのだといわれても、まだ実感がわきません。

そして、ついでに水晶に触ったセシルにも、2つのめのスキル「再構築」が発現していました。

そのころ、マーブル侯爵家では、ステラの義母が、ステラの行方を探すべきだという話をしていました。侯爵は、ステラは自分の意思で出て行ったというのですが、義母は、いくら「隠し子」とはいえ、きちんとした環境で生活させるべきだというのです。

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2巻の感想(ネタバレ含む)&次回考察

セシルがとにかく、かわいいな。破壊のスキルを持つせいで、王にはふさわしくないとされ、塔で一人の生活を送っていたけど、全くひねくれてないし、明るくておもしろい。

ステラも、少しずつだけど、セシルのことを意識し始めている予感。浄化のスキルも上がってきているようだし、このまま「聖女」として認められれば、マーブル侯爵家を見返せるでしょうか。

神殿での出来事を、セシルが父(=国王)に伝え、ステラも王と話をすることに。

この王様が、見た目に反してめちゃ可愛い人なのよ!!

生き物が大好きで、ステラが見つけた小さな魔獣を、セシルが処分しようとするんだけど、かわいそうだからやめて!とすがりつく。

管理人
管理人

このギャップよ。魔獣を飼いたがる王様って。

でも、王様のおかげ(?)で、セシルが魔獣を破壊→ステラが浄化→セシルが再構築することによって、神獣に変身することがわかりました。

このタッグ、強力ですね。セシルとステラは、運命の相手なのでは。

王様も、二人のことを認めてくれそうだし。セシルがステラのことを気に入ってるって、わかってるのでしょう。

神獣に「ランラン(ケサランパサランの略)」なんて名前をつけるかわいい王様ですが、やるときはやる人。マーブル侯爵家のことも、調べてくれました。

しかしここでわかったことが…

・マーブル侯爵が再婚したという報告は王宮に入っていない

・フィオナはステラと名乗って王宮に出入りしている

・後妻は平民出身の元踊り子

・ステラの母は輿入れの日に賊に襲われたことから、侯爵はステラが自分の子ではないと疑っている

そうか。やっとわかってきました。

なぜ、実の父まで、ステラに冷たかったのか。

賊に襲われた時にできた子供だと、疑っていたんですね。

管理人
管理人

貴族って、そんなもの?

襲われたといっても、一時的に賊の手に落ちただけらしいんだけど、ステラが自分に似ていなかったから、信じられなかったのでしょうね。

ステラはママ似みたいです。それなら、仕方なくないか?

この一件、ステラにとっては辛い事実だったかもしれないけれど、落ち込むステラをしっかり受け止めてくれるセシルがいいな。

自分が、望まれない子だったとか、出自のせいでお母さんも辛い思いをしたのかもとか、悩むことはいろいろあると思うけど、セシルは全く気にしてないぞ。

逆に、セシルのやさしいところがわかって、よかったと思います。この人ならきっと、セシルをしっかりと守ってくれると思う。

今回のストーリーのまとめ

・ステラは浄化のスキルを持つ聖女だった

・マーブル侯爵の後妻は、ステラのお母さんになりかわり、フィオナはステラと名乗っている

・マーブル侯爵はステラが自分の実の子ではないと疑念を持っている

→3巻へ続きます。

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