「赤い瞳の廃皇子」192話・最後の冬(11)

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ちょっと今回、難しいな。

192話のあらすじ

リエターが、車椅子に座っているのが皇太子でないことにすぐ気づいたのは、祈祷の流れがおかしかったからです。

たくさん祈祷が必要だということはつまり、呪いと攻撃の対象となっているからでしたが、その祈祷の流れは「呪いは自信に保護は他者に」となっており、保護されているのが車椅子に座っている人ではなく、後ろ騎士でした。

そして、リエターには、予知能力によって後ろの騎士が皇族の服を着ている姿が見えたのです。

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192話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

リエターだからこそ、気づけたってことですかね。

ヒルステッドは、大祈祷の儀式を急がないといけないと言います。ラメンタの王冠が大きく共鳴していて、聖物を保管している場所が危険なのだとか。

祈祷の力が爆発するとやばいので、なんとかして〜ということみたい。

これまでヒルステッドは、呪いが怖くて身代わりを立て、逃げ回ってきたわけですが、ここへきて王冠がなんかやばいことになってる!と思い、リエターとキリアンに助けてほしいといっているのですが……。

ラメンタの赦しを乞うなと言ってるだろうと、キリアンにあっさりかわされてしまう。

管理人
管理人

リエターは、どうするのでしょう。

そして皇太子は、皇帝も騙していたんですね。

身代わりをしていたのはルースという人で、ヒルステッドは、皇帝が目を覚ましたら本当のことを言おうというのですが、ルースは反対します。

真実を知って、ショックで亡くなってしまうかもしれないし、そもそも落馬して怪我したのは呪いでもなんでもない、自分の不注意だと。

ここでなかなか意見が合いません。

ルースは、ここまできたら、せめて皇帝にだけは嘘をつき通したい、呪いなんか信じていないから。でもヒルステッドは、すべてばれたし、17歳までに終わらせようといいます。

管理人
管理人

17歳で、なんかあるんだっけ?

成人したら、呪いの対象から外れるということだろうか?

ルースがヒルステッドの忠臣だということはわかりました。

ヒルステッドがリエターたちに悪意がなさそうだってことも、なんとなくわかる。

この二人がこんなことをするはめになったのも、皇妃をはじめとした、周囲の大人たちのせいなのでしょう。

前回、忠臣を自分の身代わりにした愚かさを指摘されて、自分の間違いに気づくことができたのだと思いますが、この影武者作戦には、まだ裏がありそうな気がする。単なる呪いよけではなくて。

皇妃や枢機卿の意図を知りたいですね。

今回のストーリーのまとめ

・リエターは、祈祷の流れから本物の皇太子を見破った

・王冠の共鳴が大きくなっているから、祈祷の儀式を急ぎたいヒルステッド

・皇帝に替え玉作戦をしていたことを告白したいヒルステッド、反対するルース

193話へ続きます。

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