「狂犬な彼を貴公子に変えてみせます！」10話・もっと名前を呼んで

わんわんケレスの破壊力たるや。

10話のあらすじ

ケレスの深刻さを知らない警備兵たちは、使用人もいない中で大変ですねとディアリンをねぎらってくれます。

私は大丈夫というディアリンに、警備兵は祝福を授けてほしいとお願いしました。20シルバーでいいですよといわれ、まさか有料だったなんてと最初は驚くものの、立て板に水のディアリンの説明で納得。

今なら10シルバーでいいですよというささやきに導かれて祝福を受けたふたりは、すっかり元気になりました。

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10話の感想（ネタバレ含む）＆次回考察

神社のお賽銭みたいなもの？坊主へのお布施みたいなもの？と考えれば、ディアリンが神聖力を授けてお金を受け取っても、全然おかしくないですね。

感謝の気持ちを表すものですからね。

で、前回からの続き。

管理人

ディアリンが「ケレス！」と呼び方を変えたことで、ケレスに変化が！

鬼の形相だったので、呼び捨てが気に入らないのかと思いきや逆だったみたい。もっと呼んでと要求し、ディアリンにひざまくらまで！！

自分からこんなに寄ってくるケレス、初めてです。

今まで、親しみを込めて名前を呼ばれることもなかったのだろうけど、それってどんな人生……。

ケレス、本当に大変な人生だったんだな。名前呼ばれるだけで、こんなに喜ぶなんて。

いや、喜んでいるとはいっても、顔はいつもの真顔だけれども。

思わず、ワンちゃんみたい！と笑ってしまったディアリン、まずい！と思ってすぐに笑顔を引っ込めるのですが、ケレスはその笑顔をもっとみたいと言います。

狂犬でも、心地よいものは感覚的にわかるのでしょう。

ディアリンの笑顔はかわいいですからね。笑顔が見たいと要求するケレス、すごい変化だと思います。

管理人

わんちゃんになってるケレス、めっちゃかわいいんだが。

しかし、改めて笑ってと言われると、できないディアリン。そりゃそうだ。

女優でもない限り、笑ってといわれて自然に笑える素人はいない。

普通は一緒に笑う、ケレスも上手に笑えるようにならないと！といわれても、なかなかできないケレス。

笑うってのは顔を動かすのではなくて、心が動くから自然と顔も動くのですから、まずは「楽しい」という感情を知らないとダメなのでしょう。

→11話へ続きます。

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