「見捨てられた推しのために」84話・ヘリオスの脅し

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ヘリオス、まじでむかつくんだけど。

84話のあらすじ

ヘリオスはどんなことをしてもディアーナを守るといいます。ヘスティアに、カエルスを心から愛しているからディアーナを追い詰めようとしているのだろうといいますが、ヘスティアは脅されようが、信念を曲げるつもりはありません。

するとヘリオスは、カエルスを公爵にし、アティカ領を与えると言い出しました。

以前は適切な理由がないとできないと言っていたくせに、今さら何をいうのかとヘスティアが怒ります。

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84話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ヘスティアが神殿を告発することをやめる代わりに、カエルスを公爵にするというヘリオス。

カエルスが公爵になれば、王国との交渉を有利に進められるのは間違いない。

皇帝陛下が、帝国の最高位の貴族に交渉の全権を与えると言っているので、カエルスが失敗するはずはないけれど、公爵になった方がスムーズにいくだろうと思いながらも、ヘリオスの要求は受け入れたくない。

あのとき、かわした文書があるから……と思ったのに。

あの文書、抜け道があったのです。

「適切な大義名分がなければその履行を際限なく先送りできる」と書いてありました。

ヘリオスはその抜け道を使う気はないから、取引に応じろと言います。

管理人
管理人

あー、めんどくさいやつ。

ここへきて、ヘスティアの邪魔をするのか。

ヘスティアとしては、カエルスが公爵になるのは嬉しい。

しかし、ディアーナへの攻撃はやめなくてはいけない。

どちらを選ぶか、迷うところですが……カエルスのことを選ぶしかないですよね。

悔しいね、ヘスティア。

こんなところで足元をすくわれるとは。

管理人
管理人

あー。

家に帰ると、カエルスが走って迎えに来てくれた!!

でも、泣き出しそうな切ない顔のヘスティア。

カエルスは心配ですね。せっかく迎えに来たのに、ヘスから笑顔が消えてる。

まじで、ヘリオス、むかつく。

これで、ディアーナを守ったつもりか。

神殿の横暴を許して、ディアーナのやりたい放題にして。

それでも皇太子かね。

今回のストーリーのまとめ

・ヘリオスは神殿の件から手を引くようにとヘスティアに要求

・その代わり、カエルスを公爵にするという

・以前交わした文書には抜け道があり、ヘスティアはヘリオスの要求を受け入れる

→85話へ続きます。

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