
アリアナ、よかったね。温かい人たちに囲まれて。
38〜39話のあらすじ
優しくて温かい人たちに囲まれ、アリアナは今まで味わったことのない感情を覚えます。生まれて初めてもらった誕生日プレゼント。父からは、黄緑色のクマのぬいぐるみでした。
あっという間に時間は流れ、明日は裁判のために帝国へ向かいます。眠れずに庭を散歩しているアリアナ。北領の人たちは今どうしているかなと思い出していました。
途中、ジェオールと出くわし、ジェオールはアリアナを街が一望できる場所に連れて行きます。ジェオールは、ホワイト家の人はみな性格がのんびりしていて人を疑うことも知らない、しかし自分は違うと言います。
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「気高く浅はかな貴方へ」38〜39話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
アリアナ、殿下が恋しくなってるわね。一生会えないかもなんて思ってるけど、そんなはずはない。
殿下はきっと迎えに来る。
さて、ジェオールは自己肯定感が低くて、なんだか目立ちたがり屋な感じの性格なのかなと思っていましたが、単に楽観的というわけではなく、むしろ頭が切れる、そして情に厚い人なんだなと思います。
前世では血の繋がりもないラッセルのために命を落としていますから。
ジェオールが心配しているのは、今回の裁判にラッセルと先代の東諸侯が同行すること。
戦力が手薄になっているところを攻められたらどうするか。
東領が攻められるだけでなく、ラッセルたちが戻ってこられないかもしれないと心配し、今アリアナをここで始末すべきかどうかと考えています。

これはむしろ当たり前。ジェオールの感覚が正しい。
実の娘とはいえ、もしアリアナが西領の手先だったなら。
その心配は当然ですね。
ここでアリアナがどう出るか。自分は東領と皇室を結ぶ役目を担うことができると話します。
今、東領は皇室と反目しあっている。いずれヘラルド(第三皇子)が皇帝になれば、東領を攻めてくるわけですね。
これは前世での出来事で、多分今回もそうなる。戦争の可能性を示唆した上で、「閣下のお好きにしてください」というアリアナ。
ここでジェオールは、皇室を掌握するためにアリアナが使えるかもしれないと判断して、殺すことをやめます。

登場した時は、後継者の地位を追われるのかと嫉妬するような人かなとチラっと思ったのですが、全然そんなことなかった。
本気で東領のことを心配して、父のためにアリアナを始末しようとしていました。
ジェオールとアリアナがいれば、東領は安泰だなと思います。
さて、その頃、ビクトリアとヘレナは、醜い言い争いをしているのですが、ここでビクトリアがヘレナの正体を知ることになります。
ヘレナこそが、レイチェルの最初の子供だった。だから両親がヘレナに甘いのかと分かったビクトリアは、自分が今まで努力してきたことが全部無駄だったと絶望します。

ここで両親を恨むんじゃなくて、なぜかアリアナを恨んでいるのがおもろい。
アリアナが東領の姫になるなら、自分はもっと高貴な存在になると……。
つまり皇太子妃を狙ってるってことかな?
どうしてそういう方向性に行くのかわからないけど、まあビクトリアだから仕方ないかな。
さて、いよいよ裁判です。
どうやら向こうは判事を買収しているようですが、こっちは正攻法で行こうというアリアナ。
どうだろう。西諸侯は一枚も二枚も上手だから、裁判で負けないかどうか心配です。
・アリアナは生まれて初めて誕生日を祝ってもらった
・裁判を前に、西領のためにアリアナを始末しようと思っていたジェオール
・ビクトリアはヘレナが母の最初の子供だと知り、愕然とする


