
またおかしなことを言い出したよ。
203話のあらすじ
ソビエシュは、ナビエに桃をとってあげようとしたところで止まっていると言いました。それは皇太子妃時代のこと。
流行っていた浪漫小説を一緒に読んだときに、その中の一文のように木に登り、桃を採ろうとしたソビエシュは木から落ちてしまいました。
気を失うも、翌日、無事に目を覚ましたソビエシュを見て、安堵とともに怒りが込み上げてきたナビエは、羽枕をもってソビエシュを追いかけます。その日二人は、初めてのキスをしたのでした。
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203話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
桃の話は、幸せだった日の記憶に通じているのか。
その時のことを持ち出して、俺は頭がおかしくなったんだとか言われても……ナビエ様が泣いてるじゃないか。
ほんとに馬鹿だね、ソビエシュは。こんな幸せな時代もあったのに、一時の気の迷いでナビエ様を失った。

せめて、ラスタを側室のままにしておけばまだよかったのに。
そんなことがあったから、ハインリといても気がそぞろなナビエ様。
どうしたのかと聞かれても、まさかソビエシュのことを考えていたとは言えないので、例の絵の話を持ち出します。
ハインリは……絵の感想は言えないから、話を逸らそうとしてますけど。
ナビエ様の絵は独特なので、解釈は本人に聞いた方が早いと思うぞ、ハインリ。

ナビエ様の真意が伝わってないもんね。
そのハインリですら、ソビエシュの様子がおかしいことには気づいていますし、翌日はソビエシュの付き人までおかしいという話に。
相変わらず言動がおかしなソビエシュに、ナビエ様も困惑。
もし記憶が止まった原因が「後悔」だったら、恨みたくても恨めないと思いつつ、記憶はいつか戻るけど私たちがあの頃に戻ることはできないとはっきりソビエシュに告げました。
あなたはあなたで幸せになってというと、なんとソビエシュ、そなたの愛人にしてくれと言い出したよ……。
頭、わいてる。
今のソビエシュは皇太子時代の感覚だから、ナビエ様に嫌われていることも信じられないんだろうけど。
何があってもそれは無理なんだよ、ソビエシュ。
・ソビエシュが桃を取ろうとした時の記憶はナビエにとっても幸せな思い出
・ハインリや侍女たちも、ソビエシュとそのお付きの人がおかしいと思ってる
・ソビエシュはナビエに愛人にしてほしいと言い出す


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