パパ、素晴らしいわ。
59話のあらすじ
カペラが池に落ちたとき、ロミオが考えたのは「最善の方法」でした。自分が飛び込めば、二次災害になるだけ。二人とも溺れたら、王太子である自分の方が救助の優先順位が上になってしまうと思い、助けを呼ぼうとします。
そのとき水に飛び込んだのは、ミラの兄。カペラは無事に救出されますが、代わりにロミオが水に落ちてしまいます。
ロミオは沈みながら、こんなときオベロンならすぐに飛び込んだのだろうと思います。バカで無鉄砲だとオベロンをバカにしながらも、自分にできないことをあっさりやってのける弟に、強いコンプレックスを抱いていたのでした。
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→「悪役令嬢は死神パパに復讐がしたいのに!」はコミックシーモアでも読める!59話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
オベロンは天然の人たらしだと思うし、人を見下したりしないから、友達が集まる。
小さい頃から嫉妬してきたロミオは、努力してやせて、たくさん勉強したところまではよかった。
「公務に運動神経は関係ない」って考えてる時点で、この人は根っからの「王太子」なんですよ。
将来、王になるにはそれで問題ないでしょう。
しかし、カペラを守ることはできない。
この点を、コルヴィスは見抜いていたんですね〜。すごい。
小さいとき、目の前に屈強な男が現れたとき(本当は部下?)、オベロンは母を守ろうとして立ち向かおうとする。しかしロミオは、母の後ろに隠れました。
コルヴィスは、命懸けでカペラを守れない男にカペラを任せるつもりはないと言います。
なるほど。よくわかりました。
この気質を見抜いて、カペラたんが結婚するなら、命懸けで守ってくれるであろうオベロンが向いていると思ったんですね。さすがです、パパ。
とそこへ、オベロンがかけつけました。
カペラがロミオとデートしていると聞いてあわててやってきたみたいですが、まずはカペラのことを心配するのが微笑ましい。怪我は?風邪は引いてないか?と。
やっぱりオベロンは、カペラ一筋なんですね。
絶対、いい夫婦になると思います。
するとロミオは、もう手段は選んでいられないと、決闘を申し込みます。自分が勝ったら、婚約者を交換してもらうと。
こういうところがダメなんだと思うけどな。
カペラの気持ちは無視かい?
ロミオは結局、自分のことしか考えていないんだと思いますよ。
パパからすれば、溺愛する娘を嫁に出すなら、同じくらい溺愛してくれて大事にしてくれて、命懸けで守ってくれる男じゃないとね。
で、今回ラケルが女装していたのは、コルヴィスが自分の隣に置く女性は生涯二人と決めているという理由だったというのがね……ちょっと泣けた。
奥様のことを、本当に愛していたんだなと。ほんとに素敵なパパです。
・カペラが水に落ちたとき、自分で助けるよりも助けを呼ぼうと思ったロミオ
・王としては問題ないが、命懸けで娘を守れない男は婚約者にできないというコルヴィス
・オベロンがカペラを心配して駆けつけると、ロミオがオベロンに決闘を申し込む
→60話へ続きます。
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