セリアが身勝手すぎるんだが。
43〜44話のあらすじ
このままだとセリアは、ルークと結婚するどころか、公爵に振られた女としてモルブチに嫁がなくてはなりません。
そんな侮辱を受けないためには、公爵夫妻を離婚させるしかないというセリア。自分は売られていくような結婚が嫌だっただけで、こんなに大ごとにするつもりはなかったといいます。
レナードはすべてセリアの自業自得だと思いながらも、血の繋がったセリアを無碍(むげ)にはできないと、できる範囲で手を貸そうと約束します。
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43〜44話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ここで、レナードが手を貸そうといい出すのもおかしな気がしますけどね。
王室の名誉も大事だけど、金かけてスキャンダルを広めて自分の首を絞めている妹を、もっと叱ってやらないとね。
この二人が何をしようとしているのか、ほんと心配。
そのころランカスター家では、ルークがすっかりナディアの家族となじんでいました。ピオナが協力してくれたおかげですね。
子供達と遊んでいた時に外壁の一部が落ちてきて、それをルークが手で受け止めて、子供を守った。その後、ルークが壁の修理をしているところにナディアがやってきたのですが、レンガを素手で受け止めたと聞いて、心配してルークに駆け寄ります。
この二人の様子を見て、ようやく家族もわかってくれたみたい。
よかった、これでルークに対する失礼な態度も無くなりますね。
今日から侯爵夫人の本格的なお稽古が始まるし、ナディアが成長してセリアと対決できるようになるといいけど。今日はルークも同行するのですが、マナーの稽古が苦手なルークは終わってげんなりしています。
小さい頃は侯爵夫人に懐いていたものの、大きくなるにつれてすれ違い、少し関係が悪化していたようで、ナディアのおかげで話す機会ができたことを、ルークは喜んでいました。
侯爵夫人は結構厳格な人ですから、つきあいやすくはないだろうけど、これまでもルークのことを思って厳しく接してきてくれていたんですよね。
ここから関係性が良くなっていくといいですけど。
……と、思っていたら、ナディアと皇女の対決は思いの外、早くやってきました。
レナードが私的な手紙をナディアの兄に託し、そこからナディアがセリアに手紙を書くという流れで、対面が実現します。
セリアは、どうやってナディアをやり込めてやろうかと考えているし、嫌な予感しかしないけど、ナディア、大丈夫だろうか。
国益のために売られていくって言ってるけど、それとナディアはなんの関係もない。
可哀想だけれど、皇女という立場で生まれた以上、どうしようもないことなのでは。
しかも、ナディアのことを相手をする価値がないと馬鹿にしてる。
最初は少しおどおどしていたナディアも、勇気を出してセリアと対決。私たちは心から愛し合っているから、このスキャンダルを止めてくれと話します。
話が大きくなればなるほど、傷つくのは皇女様だからと。
よく言った!!
キッパリと言えましたね。
さあこれで、セリアがどう反論してくるでしょうか。
・レナードはセリアに協力するという
・ルークはようやくランカスター家になじんでいた
・レナードからの手紙をきっかけに、皇女と対面することになったナディア
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