「お父さん、私は何もしませんから!」10〜11話・ルシャンヌの花束

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未練たっぷりじゃないか。

10〜11話のあらすじ

ジェイナは、魔塔の別館2階のロビーに向かいました。そこには、開けると壁しかない奇妙な扉がありました。

白い庭園の風景を想像し、口笛を吹きながら取っ手を回すという、特別な条件が揃わないと開かない扉で、うまく開けられれば、ルシャンヌの花が咲き誇る白い庭園が現れるのです。

うまく扉を開けることができて、ミカエルのためにルシャンヌの花束を作っていたジェイナでしたが、そこにディアミッドがやってきてしまいました。

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10〜11話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ああ、見つかっちゃった……前回の最後で、ディアミッドが戻ってきたのがフラグだとは思っていたけど。

ジェイナは、前世で誰からももらうことができなかった花束を、ミカエルへのプレゼントにしたいだけだったんですけどね。

ディアミッド以外に入れない場所に、ジェイナがいたら、そりゃディアミッドだって驚きますわね。

ディアミッドは、ベズリーチェの件で感情を封印し、性根がひねくれてしまっているので、ジェイナが何を言おうと関係ない。言い訳しようとしても、聞く耳持たない。

お前は私の娘ではないというディアミッドの顔を見て、前世から嫌というほど見てきた表情だと思ったジェイナは、ただ謝り、道に迷っただけだと説明しました。

管理人
管理人

ジェイナが、この人に何を言ってもダメだと思うのは、仕方ないでしょうね。いまだに、生物学的な父だとすら、認めてはくれないのだから。

もう、ミカエルがパパでよくない?ミカエルなら、ジェイナを可愛がってくれるだろうし。

しかし、ジェイナの去り際に、ベズリーチェがなぜ死んだのかとディアミッドが聞くのです。

好きな人に振られて感情を封印するって、どんだけ弱弱なのよと思っていたのですが、まだ好きなんじゃない、ベズリーチェのこと。

管理人
管理人

だっていまだに、ベズリーチェのことを思い出してるんだもの。

龍は本当に愛している相手としか子供を授かれない。

もしジェイナが自分の子なら、ベズリーチェは自分を心から愛していたことになるから、それを認められないのでしょうね。

あんなふうに振られたのに!なんで子供が!!って、まだ戸惑っているのでしょう。

なるほど、この庭園はベズリーチェとの思い出の場所なんですね。手間をかけたくなかったからそのままにしておいたなんて言い訳してるけど、未練たらたらじゃないですか。

素直になりな、ディアミッド。

さて、ジェイナは無事に、ミカエルにルシャンヌの花束を渡すことができました。ミカエル、嬉しそう。

親子鑑定の魔法も開発中だそうで、すっかりジェイナの虜ですね。

ジェイナがわずか10歳なのに、わがままも言わず、達観している様子に心を痛めているんですよね。自分と重ねて。

今のままではミカエルとジェイナは「他人」なので、ディアミッドとの血縁を証明し、ジェイナを守ろうとしてくれてる。

ミカエル、ほんとにいい子……ディアミッドはもういいから、ミカエルをパパにしよう。

今回のストーリーのまとめ

・白い庭園でディアミッドに見つかってしまうジェイナ

・ルシャンヌの花畑は、ベズリーチェとの思い出の場所だった

・ジェイナはルシャンヌの花束をミカエルに渡す、ミカエルは親子鑑定の魔法を開発中

12話へ続きます。

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