やばいやつが皇室に入り込んでるってこと?
78話のあらすじ
クロードは、イアンの協力もあり、ベール侯爵を無事に救出しました。求婚の件をゆっくり話したいイアン、手当が先だというクロードの間で、侯爵の取り合いになりますが、侯爵は訳がわかりませんでした。
父もクロードも皆無事だったことがわかり、一安心のカメリア。しかし、ロジーナ皇女は、ベール侯爵夫人のしたことにかなり憤っています。
ロジーナは、卒業祝いを送りたいからと仕立て屋のフランクを呼んでいました。
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ロジーナ皇女が、ベール侯爵夫人に腹を立てているのは嬉しかったけど、キーロンが何をしていたのかが気になるのです。
卒業式に家族で出席すると夫人が話していたところにいたのに、当日は行かなかったわけでしょう?
何か理由があると思いたいが、皇女様、そこを確認してくれませんかね?
で、問題はフランクです。
この人は、カメリアが女性だということを知っていて(12話)、その後にルーバーについての手紙を持ってきた人です。
初登場の時は、カメリアが女性だとわかっても黙っていた、いい人だと思ったのですが、残念です。
なぜか、カメリアの母ローラについて知っている様子で、心配するカメリアに、ローラは「私ども」と一緒にいる以上は安全だというのです。
ルーバーには貴族に不満を持つ勢力が育っていて、以前、誘拐事件を目論んだのもこの人たちでした。
どうやら、カメリアのお母さんは、この犯罪者集団と一緒にいるようですね。
騙されているのか、それとも積極的に協力しているのか。
というか、こんなやばい人がロジーナ皇女と知り合いなことがまずいのでは。
いずれにせよ、ローラの元へ戻れば、多くの貴族と敵対することになるといわれ、だから手紙を出しても返事をくれなかったのか?と聞くカメリア。
手紙は、そもそも届いていなかったようです。
カメリアもいずれ捨てられるだろうから、そのときはルーバーに来てくださいと言われます。
フランクはルーバーに戻り、カメリアを引き込む時が来たようだと言っていました。
「あの女」をうまく利用すれば、カメリアは貴族を裏切ってこちらへくるだろうとも。
ローラは、ルーバーで無事に暮らしていましたが…フランクのいう「あの女」はローラのこと?
ローラを人質に、カメリアにお金を持ってこっちへこいと脅すつもりでしょうか。
お母さんが生きていたことは良かったけど、カメリアと無事に会えるのかどうか、二人が幸せに暮らせるのかどうかは不明です。
・ベール侯爵はクロードとイアンに無事救出される
・仕立て屋のフランクはカメリアに母が無事でいることを伝える
・ローラはルーバーで無事に暮らしていた
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