ぐいぐい攻めるイアン。いいぞ、そのまま押してくれ。
53話のあらすじ
キーロンは警備隊長を呼び、今回の騒動について責任を問いただしていました。しかし警備隊長は、その場にいたイアンを探しているようです。
犯人の遺体から検出された銃弾が帝国のものではなかったためですが、彼は皇室の客人だから気にするなとキーロンは一蹴します。
カメリアを今回の捜査に推薦したというエディ・カークハムは今どこにいるのかとキーロンが聞くと、自分が辞めさせたとクロードが入ってきました。
53話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
クロードの胸筋、すごいな。服がパツンパツン。クロードファンにはたまらんですね。
キーロンはクロードの様子を見て、何かあったのかと聞くと、少し前にカメリアにそっくりな女性を見たと言います。
キーロンはもちろん否定。見間違いだと言いますが、クロードは彼が嘘をついていると見抜いていました。
この時点でクロードは、カメリアが女性だと思っているわけではなく、カメリアが女装していたと思っているのでしょうが、キーロンからすれば完全否定せざるを得ないですね。とりあえず、ロジーナ皇女と食事の約束があるから帰ってくれといいます。
キーロンが嘘をついている。カメリアがルーバーとつながりがあるのか。なぜ女装をしていのか。
クロードの頭の中は、今いろいろなことが巡っていると思います。
さてアカデミーの中の川の(?)ほとりでは、カメリアとイアンが座って話をしています。コーソアール(ベール家の邸宅があるところ)と似ているからと、イアンが連れてきたのです。
イアンは、これ以上ここにとどまる理由がなく、キーロンの婚約式が終わったら国に帰らなければならない、その前にプレゼントを贈りたいといいます。
望むものならなんでもプレゼントすると言いますが、自分が欲しいものはイアンには手に入れられないとカメリアにいわれ、イアンはルーバーに入れるようにしてやると言いました。
キーロンがカメリアの出生について話したのかと思いましたが、そうではないみたい。
イアンは帝国に来てカメリアに一目惚れした、ずっと君を見ていたからといいます。王子ですから、洞察力にも優れているということか。
ずっと見ていたから、おのずと色々わかってしまったということですね。女性であることは最初から分かっていましたし、ルーバーに忍び込もうとしたことも知ってるんだろうな。
それでも何もいらないというカメリアに、イアンは思ったよりも長く会えなそうだから、君に忘れられると思うと耐えられそうにないというのでした。
いいぞイアン、もっと攻めて!!
この様子をクロードが見ていました。カメリアは気づいていなかったけれど、イアンは気づいたので、急いだほうが良さそうだとイアンは何か決意したよう。
そうだ、急いで。もっとぐいぐい押して、カメリアの気持ちをこっちに向けて!
いずれクロードルートに行ってしまうのだろうけれど…その前にちょっとでもイアンルートに入ってくれないかな。
・キーロンは警備隊長を呼んで責任を問う
・クロードは、少し前にカメリアそっくりの女性を見たというも、キーロンは否定
・イアンはもうすぐ国に帰らないといけないから、その前に、カメリアに何かプレゼントを贈りたいという
2巻でました。