クロードをここまで変えたのはカメリアの愛らしさ。
103話のあらすじ
カメリアが修道院の仕事を手伝いたいと申し出ると、公爵夫人には、無理をしてまで心を砕く必要はないと言われてしまいました。
するとカメリアは、先程の話のように、美しく着飾って貴重な時間を無駄にするのはもったいないし、私にもできることを自分自身で証明したいと決意を伝えます。
翌日、公爵夫人は、カメリアがすぐに音を上げるかもしれないと思っていたのですが、クロードは違いました。カメリアは普通の令嬢とは違うから、間違いなく続けるというに決まっていると思っていたからです。
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クロード、正しい。
カメリアはこれまで散々苦労してきてるから、そこらのお茶飲んで刺繍しているだけのお嬢様達とは違います。修道院の仕事を手伝ったからといって、辛いなんでいうはずがないです。
それは、カメリアの服装を見て、公爵夫人にも伝わったみたいです。
シンプルなシャツとパンツ。動きやすい服装できたカメリア。
カメリアを見直すと同時に、過保護になっているクロードを見て、私の息子ったらついにどうかなってしまったのかしらと思ってるお母様。
そうなんですよ、どうにかなっちゃったんです。
クロードのお母様、すごくさっぱりした方で、いい人ですね。
厳しいことを言っても、嫌味がないし、カメリアを嫌っているわけでもない。言葉に悪意がないから、カメリアも素直に受け取って、素直に返してるって感じがします。
さて、修道院についたカメリア。
シスターから説明を受けて、子供達と交流しますが、その中に一人だけ、寂しそうにしている女の子がいました。
なんだか、カメリアそっくりなんですけど。
カメリアは、自分が苦労してきた経験があるからこそ、同情するのではなく、誠心誠意向き合おうと思います。
そのせいか、子供達も気を許していろいろと話しかけてくるのですが……。
一人の子供が、どうしてズボンを履いているの?と聞くのです。
スボンを履くのは男の子だけなのに、お姉さんは男なの?と。
さあ、カメリアはどう答えるのでしょう?
・公爵夫人にはいったんは断られるも、自分でできることを証明したいと説得し、カメリアは修道院の仕事に同行する
・最初から動きやすい服装できたカメリアを見て、クロードの言う通り、普通の貴族令嬢とは違うと感じる公爵夫人
・修道院で、どうしてズボンを履いているの?と子供に質問されるカメリア
→104話へ続きます。
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