
浅はかな。
24話のあらすじ
イデルがリニアの専属侍女になったため、部屋を移動することになり、デイジーは寂しがっています。寂しいと言いながらも、新しい部屋をどう模様替えするのかと、興味津々です。
いつだって、与えられたまま生きてきたイデルは、自分の部屋の模様替えなど考えたこともなかったと思い、次の休みに一緒に買い物に行こうと、デイジーを誘いました。
こんな穏やかな日がずっと続けばいいのにと思うイデルでしたが……翌朝、リニアが真珠の髪飾りがないと言い出します。イデルが確認すると、他のアクセサリーもいくつかなくなっていました。
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24話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
あーあ。やっぱり。
侍女長が黙ってるわけないと思ったんだー。そうきたか。
リニアが真珠の髪飾りがないといったとき、こうなるんじゃないかと思ったんですよ。
掃除でリニアの部屋に出入りしている3人、そしてイデルとマーシャ。
すぐに、侍女たちの部屋を探すように命じるリニア。
イデルは、部屋を探しても見つからないと思うとリニアに進言しますが、リニアはもちろんわかっていました。
品物自体はそれほど高価なものではなく、大切なものでもないけれど、正当な処罰をするためには証拠がないといけないと思っているリニア。
イデルは、リニアの将来が期待できると思います。

今までは、正しい知識を教えてくれる人がいなかっただけで、導いてくれる人がいれば、リニアは本物の貴婦人になれそうですね。
イデルがいるから、もう大丈夫でしょう。
しかし……デイジー、セリア、ライラの部屋から見つかったと、マーシャが意気揚々と戻ってきました。
そもそも、リニアの部屋にも入ったことがないのにと反論する3人でしたが、イデルが盗んで3人に上げたのだと主張するマーシャ。
やっぱりねー。何かやらかすと思っていましたが、こんな稚拙な方法で、イデルを陥れようとしたのか。

リニアはそこまでばかじゃありませんよ。
その証拠に、イデルが盗んだなんて微塵も思ってないし、マーシャにあんなことをされて、なぜ怒鳴らず我慢できたのかと不思議がっています。
これも貴婦人の心得なのかと。
イデルは元々、怒りっぽい性格でもないですし、このときは、怒りよりも、もう次のことを考えていたようです。
やっと、時が来た。
ずいぶん前から、証拠を集めていましたもんね。
マーシャの不正の証拠を。
今回の攻撃を逆手にとって、マーシャにカウンターを喰らわせて欲しい!
いよいよですよ。
イデルが、ラスロに全て暴露するみたい。
次回が楽しみです。
・イデルはリニアの隣の部屋にうつることになり、寂しがるデイジー
・次の休みには一緒に買い物に行こうと約束し、平和な時間を楽しんでいたのに、マーシャに陥れられる
・リニアはイデルが盗みを働いたなどと微塵も思っていない

