猫をかぶっているのは前から知っていたって。
173話のあらすじ
ナビエは、魔法使いの魔力減少現象を引き起こしているのはあなたか?とハインリに聞きました。
表情を取り繕うこともできなくなったハインリに、あなたを咎めているわけではない、正直な言葉が聞きたいのだというナビエ。
ハインリは、それは事実だが今は違う。あなたと結婚したから、こちらから戦争を仕掛けることはないし、エベリーの魔力も取り戻したと告白するのでした。
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ハインリが正直に答えてよかった。ここで嘘をついたり、ごまかしたりしようものなら、ナビエ様の信頼を失っていたと思います。
本当のことを話すのは怖かったと思うけれど、勇気を出せてよかった。ナビエ様だってずっと皇后をしてきた人だから、ハインリの立場も理解してくれますよね。
失望されるかもと思いながら話したハインリ、怖かっただろうな。嫌われてしまうかもしれないと。
でもナビエ様はそんな人じゃないです。
自分に見せている姿が猫をかぶっている姿だと前々からわかっていたと。ナビエ様、さすがです。
そうです、ハインリがあんなに優しいのは、ナビエ様だからです。
この人ならもう少し信じてみてもいいかもしれないと思うナビエ様。はい、もっと信じてあげてください。ハインリは決して、あなたを裏切らない。
そこで、次の話題。ソビエシュから個人的に高価な宝石が送られてきたから、ハインリから返してほしいと。
話の順序もさすがです。あえてこの話を後にしているナビエ様。
ちぇっと言いながらも従うハインリがかわいいし、正直に話したことで、二人の絆が強まったことがとても嬉しいです。
「そして心が重なり合った」って、いい表現ですね。
西だからこその幸せな光景。東には絶対ない!
さて東大帝国に戻ってきたラスタ。最後は恥をかいたと、西で恥ずかしいことをしてきた自覚はあるんだな。
しかし何を勘違いしたのか、東で暮らすより、外国で貴賓として過ごすのもいいかもしれないと思っている。
いや、貴賓として迎えるのは、その人にそれだけの価値があるからであって、評判ガタ落ちの皇后を快く迎えてくれる外国があるのか。
宮殿の前にアレンがいました。アンを抱いています。また自分を脅しにきたのかと思ったラスタは、とりあえず中に入れと言いますが、そのとき大きな鷲が飛んできてアンの帽子を取ってしまいました。
侍女たち、びっくり。グローリエムにそっくりな子供が!!
親子鑑定を求める声まで上がっています。いよいよ、ラスタの転落が始まるか?
アンもグローリエムもラスタの子だけれど、親は偽物だから、どんな結果であっても皇后にとては最悪ですね。
楽しみです。
・魔力減少現象は自分がやったと正直に告白するハインリ
・信頼関係が深まる二人
・アレンが抱いていた子がグローリエムそっくりで、ラスタの親子鑑定を求める声まで出てくる
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