キリアン、エディットにぞっこん。
47話のあらすじ
カヌレを自ら食べさせるなど、かいがいしくエディットの世話を焼くキリアン。エディットのおかげで、サミュエルから新たな情報も得られたと報告します。
そこへ、クリフとリゼが見舞いにやってきました。
自分がヨットを勧めたから、自分のせいで怪我をさせたようで気になってというクリフに、エディットは原作で重要度の高い人物ほど原作者の影響を強く受けるのではないかと推察します。
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47話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
つまり、今回原作にないエピソードでエディットが死にかけたのは、原作者がクリフを動かしたのではないか?とエディットは考えているんですね。
そうなると、小説の重要人物であるリゼ、クリフ、ルドウィック公爵は今後も原作者の影響を受ける可能性があるということですから、小説のエピソードを覚えていても意味がなくなってしまうということですね。
これはこわい。どこでまた仕掛けてくるか、わからないから。
だからでしょうか、エディットは今後またこのようなことが起こっても、私を助けようとするなとキリアンに話します。
キリアンは、エディットが溺れて死んでいくのを黙って見ていろというのかと反論するも、そうだと答えるエディット。もっと自分を大切にして欲しいと。
いくら今後も危機が訪れるかもしれないと思っても、なかなか言えないですね、こんなこと。
キリアンは、エディットから突き放されたような気持ちになっているかもしれないけど、これで逆に、エディットへの想いを自覚できそう。
本当に何か起きた時、エディットを見捨てることができるのか。いや、できないだろうな。以前のキリアンならそうしたかもしれないけれど、もうできないはずです。
キリアンは、エディットなしでは生きていけなくなっていると思う。
もうひとつ気になるのは、クリフが持ってきた花束。わざわざ、アンナが花瓶に生けるシーンとかを描写しているので、この花束がなにかあとで影響するのかな?と。
これになにか、仕込んである?うー、気になる。
そういえば、クリフが言っていた侍女のサビナですが、エディットの陰口をたたいていて姿を消したので、エディットが何かしたのではないかという噂が使用人たちの間で広まっていたのだとか。
しかし今回、エディットがサミュエルを庇ったことで使用人たちの態度が一変。みな友好的になりました。よかった。
最後、令嬢たちのお茶会で、キリアンがエディットを救った話を耳にしてあほヅラしてるレイラ(シンクレアきょうだい)がざまあという感じです。
キリアンがエディットを排除しようとしていると勘違いしたようですが、んなわけないじゃん。
キリアンはすでに、エディットなしでは生きていけなくなっているのですから。
また原作者が何か仕掛けてくるのか、それともヨット事件の犯人が判明するのか、次回がまた楽しみです。
・エディットの世話をせっせと焼くキリアン
・キリアンとエディットはクリフたちにそれぞれ疑いを抱いている
・サミュエルを救ったことで使用人たちの態度が一変する