いよいよ新婚旅行に出発する二人、そこにまたグレディス姫がからんできます。
38話のあらすじ
グレディス姫の相手はジェラルド・オーエンという、ラルスで天才詩人といわれていた人でした。
グレディスが17歳の時、偶然出会ったジェラルドと恋に落ち、お腹の中にジェラルドの子がいると気づかずに嫁いでしまったのです。
これって、謝って済むことじゃないですね…王太子妃ですからね。
そしてその後、カール(息子)が生まれます。
それなのにビョルンが「毒キノコ」呼ばわりされているわけは。レチェンとラルスでどんな密約があったのか気になります。
結婚から1年余りでグレディスはラルス王国へと戻りますが、数ヶ月後に自ら命を経ってしまいます。後を追うように、カールまで熱病で亡くなってしまいました。
今さら自分の気持ちに気づいたグレディスですが、時すでに遅しでした。
新婚旅行出発の日、ビョルンとエルナが船に乗ると、そこにいたのは…。
38話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
グレディスの過去がようやくあきらかになりました。
これでビョルンが毒キノコ呼ばわりされているのは気の毒だと思いますが、それでもレチェン王室が損をしない条件だったのでしょうね。
そうでなければ、国王が受け入れるはずがありません。国王や王妃は、ビョルンを大切に思っていると思うんですよ。
だから、こんな悪評がたっても「ビョルンの浮気が原因で離婚」という筋書きを考えたのは、それなりの理由があるんだと思うんですよね。
その理由が早く知りたいです。
グレディスは、二人の邪魔をしようと思ってこの船に乗ったわけではなく、もうどうでも良くなってしまったというのが本音のようですが、周囲の人はそう受け取らないですよね。
この人は以前も、たぶん良かれと思ってインタビューで嘘をついていましたけど、そういう人なんだと思います。
悪気がないってのが一番タチが悪いんですよ。
今回だって、前夫の新婚旅行の船に同乗するなんて、無神経にも程がありますが、たぶん分かってないし、気にもしてないと思います。
エルナ、がんばれ。ビョルン、持っとエルナを大事にしなさい。