大丈夫カエルス、ヘスティアはきっといつか、全てを打ち明けてくれるはず。
51話のあらすじ
お芝居の効果は絶大でした。石けんは飛ぶように売れ、これなら一般販売しても大丈夫そうだとヘスティアは喜びます。
カエルスが、芝居は本当に面白かったのか?とヘスティアに聞きます。もしかして面白くなかったのか?とヘスティアに聞き返され、芝居は良かった、ただ…と何かを言いかけます。
団員たちに囲まれるヘスティアを見ながら、カエルスは「嘘だ」と呟きます。上演中のヘスティアの様子がおかしいことに気づいていました。
→「見捨てられた推しのために」はコミックシーモアでも読める!51話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
この回、すごく好き。カエルスが、どんだけヘスティアを観察してるかってこと!
「嘘だ」って呟いているカエルスがすごく好き。
上演中に無表情だったこと、今まで見たことのないような乾いた表情だったことがどうしても気になっているんですね、カエルス。
石けん事業がうまくいきそうなのだから、喜んでもいいはずなのに、どうしてあんな表情をしていたのか。気になって仕方ない。
それは、誓いまで立てたのに、まだ隠し事がある気がすると思っている、カエルスって本当に鋭い。
そりゃ、ここは小説の中の世界で、私はタイムリープしたのなんて、いくら推し相手でも話せませんよ。頭おかしいと思われちゃうもの。
カフェで一休み中、今朝も疲れていたようだがと心配してくれているカエルスに、推しと出かけるから緊張してたってことすら言えないんだから。
カフェは噂が飛び交う場所。皇太子が執務にあたっていることなどが噂になり始めていました。ディアーナのことも、あまり良く思われていないようです。
自分の正しさを押し付ける人ってのは、疲れますからね。いくらディアーナの信念が正しいものだったとしても、一方的なのはダメなんですよ。それは傲慢というもの。
このままどんどん孤立していけば、自分の間違いに気づくのだろうか。
・お芝居は成功、石けんもよく売れている
・ヘスティアが芝居を楽しんでいなかったことを、カエルスは見抜いてる
・カフェでの噂話を聞くと、どうやらディアーナは貴族令嬢たちに煙たがられているらしい