本当のことを言ってもいいものか迷いながらも、ヘスティアはカエルスに、ディアーナがいずれ治癒の力を失うことを告げます。
18話のあらすじ
タイムリープ前、カエルスの死後、皇太子夫妻の情熱は続かず、帝国はさまざまな危機に見舞われていました。そしてついには、ディアーナが治癒の力を失います。
カエルスの気持ちがまたディアーナに向いてしまったら…という不安もありましたが、未来のことを正直に話しました。
過去のことだと言ってもねえ。まだ気になりますよね。
また、自分もいずれこの予知能力を失うということも話します。
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カエルスはヘスティアの不安を察していたので、もう過去のことだと言ってくれましたが、そんなに簡単に割り切れるはずはないですよね。あれだけ好きだったのですから。
だからヘスティアも迷ったのだと思いますが、ここで下手に嘘をついてカエルスに疑われるようになっても困りますよね。
ヘスティアが、自分が予知能力を失うと言った時、カエルスは微妙な顔をしてましたが、ヘスティアのことを心配し出したのではないかと思います。
もちろん、ディアーナへの気持ちをすっぱり諦められたわけではないにしても、過去のことだと思おうとしてる、そしてヘスティアに向き合おうとしているのではないかと思うのです。心の中でヘスティアの存在がだんだん大きくなってきているのだと思います。
それなのにいきなり予知能力を失うと言われ、その様子が、彼女がそのときに死を迎えるような言いぶりだったことが気になっているのだと思います。
ディアーナより、ヘスティアに傾いて来ている、いい感じです。
さて、マダム・ハルモニアに会って、さっそく前回の指輪の話をしてました。
マダム・ハルモニアはある意味天然ですね。ディアーナのことを本当にいい人だと思っているので、ヘスティアとの仲もとりもとうとしています。余計なことをしないでほしいですけど、いい人だから憎めない。