
ウロースがいてくれて、ほんとによかった。すっごくほっこりした、いい回です!
外伝(7)のあらすじ
アティカの領主代理の話を断ったこと、本当に後悔していないのかとマダム・メロぺに聞かれ、そのようなことはないとはっきり答えたウロース。
アレイオンがいなくなり、若い執事がカエルスの補佐ができるのか心配していたマダム・メロぺですが、ポモナみたいにならないよう、いつも謙虚に、欲を出さないようにするのだとウロースに言い聞かせます。
ウロースはその言葉を胸に、カエルスと侯爵家に仕えてきたことを一度も後悔したことはありませんでした。
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「見捨てられた推しのために」外伝(7)の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ちびカエルスの笑顔にやられる……かわいすぎる。
そして、ウロースが有能すぎる。この人がカエルスのそばにいたことが奇跡ではないだろうか。
他の若い執事だったら、自分がもっと多くのものを手に入れようと、欲を出していたかもしれないけど、ウロースはひたすらカエルスと侯爵家のために尽くしてくれました。
ほんとにありがとう!!

子供達が旅行から帰ってきて、ウロースにめちゃめちゃ懐いているのも可愛いけど、ウロースの笑顔も最高なんだよ!!
このイケオジ、素敵すぎる。
カエルスにとってはお父さん、子供たちにとってはおじいちゃんみたいな、もはや家族といっていいウロース。
それでも、マダム・メロぺに言われた通り、執事としての本分を忘れず、欲を出さずに生きてきたってのが素晴らしいんですよ。普通だったら、これだけ家門に貢献して、信頼を得ていたら、欲が出てしまいそうじゃないですか?

しかし、あくまでも「ご主人様ありき」で働いてきたから、これだけみんなに大事にされているんでしょうね。
でも…いい年になり、欲が出てきてしまったと考えているウロース。
その欲は、世間一般の欲ではないでしょう。ずっとこの幸せな時間を一緒に過ごしたいってこと。
読者も、この幸せな物語が、ずっと続いてほしいと思ってますよ!
前回、今回と、ウロースをピックアップしてくれてありがとうございました!

幸せな話なんだけどなんだか涙が出てくる回でしたよ。
カエルスとウロースの絆が素敵すぎて。
それにしても、マダム・メロぺって、素晴らしい人だったんですね。
ピンク頭のせいでこの人がいなくなったなんて……皇室にとってどれほどの打撃だったのか。つくづく、ヘリオスが情けなくなりました。
・ウロースは、使用人として欲を出してはならないとマダム・メロぺから釘を刺される
・その言葉を胸に仕事をしてきたウロース、カエルスに仕えたことが何よりの幸せだと思っている
・子供達もみんなウロースが大好き
→外伝(8)へ続きます。

