
シャロン、いい子だな。
8〜9話のあらすじ
ゼルダが目を覚ますと、リネルはすでに仕事に行っていましたが、あとで執務室で会おうと、シャロンに伝言を残していました。ロハイン大公もまた謁見を申し出ていると聞き、なぜ?と思うゼルダ。
するとシャロンが、午前中のティータイムに側室候補が同席するのだと教えてくれました。たとえ身代わりの皇后とはいえ、結婚したばかりで側室…とがっかりする気持ちもありましたが、ゼルダは今はやれることをやろうと思います。
ティータイムの場所に行くと、メラニーたちが待ち構えていました。他の令嬢がゼルダを無視するなか、ロジーは自ら挨拶します。それに続いたのは、キャサリン。お茶が始まると、ロジー以外の令嬢たちは、ゼルダをじわりじわりと攻撃し出します。
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8〜9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
シャロン、グッジョブ!
さすがにロジー以外の令嬢が全て敵の状態で、しかもゼルダには必要な情報がない、これでは不利と判断したのでしょう。
陛下の執務室に行く時間ですと、退室を促してくれました。
よかった、よかったんだけど…キャサリン、むかつく。ものすごく、感じ悪い。どうやら、リネルの婚約者だったらしいんだけど、こんなのと結婚しようとしてたのか?
しかもさ、もう側室候補が4人て決まってるなら、どうして先に話さない?

これはちょっと腹立つかも。
リネルとしては、側室問題は避けられないけれども、結婚して数日で側室持つほど軽い男ではないと言ういいわけ。
一応、ゼルダと相談した後に決めると大臣たちと話していたのに、キャサリンたちが先走ったようですね。
リネルは側室の子。大臣たちはそれが気に入らなかったけれど、他国の血が混ざるくらいなら、次も側室の子を後継者にしようとして、自分たちの娘を送り込んだってことみたい。
リネルはあまり気にしていないみたいだけど、問題はロハイン大公ですよ。
3人でお茶をするんですけど、側室賛成!(これはテスラー王子の意見らしい)。ゼルダの立場を弱くしておく方が、離婚しやすい=レシリア王女と再婚しやすい、と考えているみたい。

これはひどいね。
元々、リネルは「王女じゃなくてもいい」っていってたわけだから、ゼルダと仲良くやっていければそれでいいと思う。伯爵家の私生児だってことも、気にしてないみたいだし。
ロハイン大公があーだこーだと、側室持て!と主張するものだから、ゼルダもそれに賛成せざるを得ない空気。ここで、嫌だなんていえないよね……リネル、わかってやれよ。
腹を立てたリネルは、側室を持つ決心をしちゃったようですね。これでけんかなんてしないといいんだけど。
というか、あいつらが側室なのが嫌なんだよなー。
ロジーはたぶんいい子だけど、それ以外はゼルダを馬鹿にしてるでしょ。だから嫌い。
どうにかならないのかな。
・午前中のティータイムで、側室候補と顔を合わせたゼルダ
・リネルは側室を持ちたくなかったし、ゼルダも本当は嫌
・ロハイン大公の後押しもあり、リネルの立場を考えたら側室に賛成せざるを得ないゼルダ
→10話へ続きます。

